ショパンを聴いていたもう一人の人

新雪の後の森が好きです。その新雪の森を歩き出しました。
白銀の森はどこまでも透き通っています。氷点下10度を超える
張り詰めた空気。

薄い雲からにじんで見えていた朝日もやがて真っ青な青空に
変わっていました。キィ~ンと張り詰めた森が青空に包まれて
きました。

足を止めて耳を澄ますと、その森の張り詰めた凍りつくような空気
の中、ピアノの旋律が聞こえてくるような錯覚を覚えます。

夜想曲(ノクターン)は夜ではなく明け方の情景を表した、と言わ
れています。私の耳の奥ではショパンのノクターンが聞こえて
いました。

気持ちよくショパンを聞いていたら、そのピアノの旋律をかき
消すように、ミヤマカケスやツグミが騒いでいました。
カメラを構えていたら、目を疑う光景が目の前に。

私以外にショパンのノクターンを、目を閉じて聴いていたもう一人
の人がいたのです。びっくり仰天、エゾフクロウでした。

エゾフクロウは人間には聞こえない音まで聞こえてくると言います。
うっとりとしたその表情。間違いなくショパンを聴いていたので
しょう。私の文章、どこまで本当なのでしょうか。

エゾフクロウ。うっとりと上を向いて目を閉じて。間違いなく
聴いていますね。
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ミヤマカケスがうるさくて目を開けて様子を見ます。
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たまらず場所を移動。
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するとまたミヤマカケスが威嚇にきました。
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また場所を変えても執拗に、接近してきます。
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またまた移動。この後は森の彼方に消えて行きました。
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