ノビタキに一喜一憂

この草地にはノビタキの好きな場所は数ヶ所有りますが、昨日は
そこには姿が無く別の場所の一ヶ所で群れていました。その様子を
捉えてノビタキも秋の渡りに備えて、群れを作り結集したと書き
ました。

しかし、秋の渡りは10月中旬です。まだ1ヵ月半あるのに今から
本当に結集するのだろうか、そんな疑問からノビタキの好きな場所
数ヶ所を回ってきました。

ふれあいコースを進みました。アワダチソウの黄色のお花畑が広が
る場所があります。毎年、この場所はノビタキが好きな場所で
「黄色の中のノビタキ」が撮れる場所です。

しかし、今年の秋は1度も姿を見せない場所でした。ところが
今日は、群れで黄色い花の中に居たのです。昨日の群れが少し移動
をしたようです。

本当に他の場所からここに結集したのか調査開始です。記念塔広場
にも居ません。記念塔連絡線にも居ません。最後に交流館の丘を
眺めました。心の中では居ない事を願っていました。「結集」が
崩れてしまうからです。

そしてそこにも居ませんでした。やはりどうやら結集したと見て
良いのかもしれません。という事は「結集」の初日は8月30日
となります。この結集はこのまま10月中旬まで継続するのか
まだ調査は続くのです。

明日は、森は休みます。

ノビタキ。アワダチソウのお花畑に居ました。
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花畑から少し離れた1本だけ有る高いタラノキはノビタキの好き
な場所です。そこに止まりました。
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するともう1羽がやって来て、場所取りの争いが始まりました。
この見晴らしの良い場所は群れのリーダーの止まる場所でその
リーダー争いだったのか、ノビタキの争いは始めて見ました。
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決着が着いたようです。
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ノビタキの冬羽の特徴

ふれあいコースに入ると、森のお仲間から「今日もノビタキですか」
と聞かれたので「アワダチソウの黄色い花の上に来てもらわないと
ね~」と言って歩き出しました。

しかし、いつもの場所には姿はありません。すると別の場所の遠く
に5~6羽の姿が見えました。まるでいつもの場所からここに集合
したかのように見えました。

草地を一回りして戻ってくると別のお仲間とノビタキの話になって
そのお仲間は「夏鳥もそろそろ集まるようになるけど、その中でも
ノビタキは早いんだよね」

今日、集合したかのように見えたノビタキの姿と符号するのです。
「それで雄の姿も有ったのか」と思いましたが、雄と思われた
個体が本当に雄何んだろうか、という疑いは持っていました。

雄の冬羽は雌の色に似てくる、と言いますが雄の冬羽の特徴を示し
た記述がありました。「雄の冬羽は、全体的に濃い茶色、目元と尾
は黒く翼の一部にも黒が入る。首元の一部に白が混じる」

では、昨日の雄と思われた個体の特徴ももう一度整理してみました。

過去の10月5日の雄。特徴通り顔は黒く、首元は白です。
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過去の9月24日の雄。こちらも首元は白です。
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過去の9月24日の雌。首元に白は無し。
20150924ノビタキ13[1].jpg

過去の8月24日。顔の黒は残っていて、首元は白でこちらも雄
でしょう。
20180823ノビタキ02[1].jpg

そして昨日の雄と思われる画像です。
小さいけど首元に白が確認できますが・・・
20190829ノビタキ12[1].jpg

こちらは割りと首元の白の特徴が出ているようですが・・・
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こちらは今日の画像。
アワダチソウの上といっても遠くに5~6羽いたうちの1羽で
これではね~。
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私の森の根本的意図

この森の様子を発信する当ブログですから、この森を隈なく歩いて
その様子をお伝えすべきですが、現実には偏った様子をお伝えして
いるのが現状です。

その偏った、というのが私の中でテーマつまり根本的意図という
ことになっています。最近の冬のテーマはクマゲラの調査という事
でブログもクマゲラばかりと偏ってしまっています。

春のテーマと言えばやはり夏鳥の到来情報です。そして秋のテーマ
と言えば、夏鳥特にノビタキとベニマシコの話題です。最近のブログ
での話題も、もっぱらノビタキに偏っています。

冬のクマゲラもそうですが、秋のノビタキもそうですが、テーマと
して取り上げる事で、段々その生態も見えてきます。今年は8月
18日に姿を見せたノビタキです。

その時の飛来数は少なく「なぜ雌だけなのだろう」そんな疑問も
ありました。すると10日経った昨日から飛来数がぐッと増えだし
て今日は雄らしい姿もありました。

今年の秋の飛来傾向を元に、来年の秋の飛来傾向と比較して分析
するのも当ブログの役割と考えています。偏ったテーマとなります
ことをお許しください。

ノビタキ。1ヶ所目。こちらは雌。
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近くに居たのは雄。
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2ヶ所目。離れた場所にも雄の姿。
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尾が白いのでホオジロの幼鳥と思われます。
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ボランティアガイドを予約

昨日は森を休んだと言っても、午前中の半日「開拓の村」に行って
いました。元会社に関連する会のレクリェーションで10月に実施
される「歩こう会」の下見のためです。

もう1人の役員が、予め見学予定場所をピックアップしていました。
その場所のひとつの「旧青山家魚家住宅」に行くと、ボランティア
ガイドが名古屋から来たという4~5名のグループに説明をして
いる最中でした。

皆さんに了解を頂き当方2名も参加させてい頂きました。青山家の
中を案内して頂きその説明の上手さに「これだッ」と思ったのです
ガイドさんに話を聞くと「ガイドの予約が出来ますよ」

別の場所のガイドさんにも話を聞くと「1時間とか1時間半と時間
を区切ってもらうと、その時間内で希望の場所のガイドもしますよ」
ボランティアガイドの事は知っていましたが、そこまでやって
くれるとは知りませんでした。

一通り回って入り口の旧札幌停車場に戻り受付にガイドの相談を
すると「詳しい者が対応します」と言って、その方と打合せが
始まりました。

当方から見学をしたい場所と、1時間半の希望を出すと「大丈夫
でしょう」と10月の歩こう会」の予約をする事が出来ました。
歩こう会の参加者はほとんど65歳以上ですからね。入場もタダ
ガイドもタダでは申し訳けない。

ノビタキ。1ヶ所目。3~4羽いました。
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2ヶ所目。
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3ケ所目。この森への飛来数は増えてきました。
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ヤマゲラ。
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クワガタ。雌。
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記念塔で思ったこと

記念塔連絡線を通って、記念塔広場まで来た時、小雨が降り出した
ので記念塔の地下休憩場で休んでいました。そこにウォーキングの
年配の男性が声を掛けてきました。

「何撮っているの」私は「鳥ですね~」。するとその男性が「鳥は
少なくなったよね。それとトンボなんか昔は多かったのに今は本当
に少なくなったよ」鳥や昆虫に注目していない人でも、減少を
肌で感じていたのです。

昨日も今日もノビタキを観察していますが、1ヶ所だけです。ノビ
タキの好きな場所は何ヶ所も有るのに、この森への飛来数も減って
いると感じています。

私の中での森の1年は、春1番にはベニマシコやノビタキの到着を
喜び、続いてオオルリやキビタキがやって来ます。7月になると
今度はチョウや幼鳥が舞い始めます。

秋が始まると、繁殖地から夏鳥が戻り、やがて秋の深まりと共に
ノビタキを見送り、次にはベニマシコを見送ります。最後に
見送るのは、雪が降り始める頃のルリビタキです。

その頃からクマゲラが姿を見せ始め、ベニヒワやイスカといった
冬鳥たちも北からやってきます。厳寒の冬、たくましい生きている
クマゲラの姿に感動します。

そんな1年の過ごし方が出来ていたのに、生き物の減少が加速して
いる今、私のこの森の過ごし方、いつまで出来るのでしょうか。

明日は、森は休みます。

ノビタキ。
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アケボノソウ。
白い花冠に斑点があることから、白々と明けてゆく空に夜明けの
星座が輝く様子に見立ててアケボノソウ(曙草)
花言葉は「前向き」
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上から撮ると。
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記念塔連絡線

今朝、出掛ける前に雨雲レーダーを確認。森の上空を小さな雨雲が
いくつか通過するようでしたが、小さい雨雲だしどこかで雨宿りを
すれば良いという事で、そのまま森に入る事にしました。

記念塔連絡線をしばらく歩くと広い原っぱに出ます。そこはノビタ
キの好きな場所でしたが、ここでは今年は観察していません。今年
そこで姿を見せるのは、去年まで姿を見せなかったモズでした。

ノビタキとモズの生活環境はほぼ同じですが、モズは「低木が少し
有ってもいいかな」と微妙な違いがありそうです。草地の森林化に
ついては当ブログでも何度も取り上げています。

モズがやってきたこの原っぱも木が成長して、モズの好きな環境に
ピッタリとなったようです。ノビタキの姿が無いのはそういう意味
だったのか、とその原っぱに差し掛かると何とノビタキの姿が
有りました。

ノビタキから見ても木の高さはまだ許容範囲でした。ホットして
歩き出して間も無く、どしゃ降りの雨が降り出しました。カラマツ
林の中で雨宿りをするハメに。雨雲レーダーは正確でした。

小降りなったので、埋蔵文化財センターで暫らく雨宿り。これ以上
進むのは止めようと今来た道を戻りました。帰りはカンタンを
見つけるのに集中。最後の最後で見つけました。

ノビタキ。
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20190825ノビタキ3[1].jpg

カンタン。最後の最後、ふれあいの丘で見つけました。カンタン
を見つけて感激するとは、やはり昆虫が激減している証でしょうか。
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ツリバナ。実が破裂して種が出始めました。
20190825ツリバナ1[1].jpg
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昆虫の減少は本物でした

8月24日 森に入りましたが、ブログは休みました。

今日は雨で、森は休みました。当ブログでも「昆虫が少ない」
「コエゾゼミが鳴かない」等々この森の昆虫の減少についても触れ
ていましたが、今日はその「昆虫」についてネットでじっくり調べ
てみる事にしました。

すると、昆虫の減少は世界規模で起きていて深刻な状況で有る事が
判りました。その記事を抜粋すると、

「昆虫の減少は世界中ほぼ全ての地域で起きており、向こう数十年
で全体の40%が絶滅する恐れがある。農業や都市化、森林伐採など
で生息地を奪われたことが、昆虫が減少している主な要因だ」

別の研究でも。

「2017年10月18日に発表された研究論文によれば、すべての羽の
ある昆虫の、自然保護区域において、過去 27年間で 75パーセント
以上減少していたことがわかった」

「昆虫は、野生の植物の 80パーセントの受粉を担っており、鳥類
の 60パーセントに食物源を提供するなど、自然界の生態系機能に
重要な役割を果たしている」


8月1日、NHKスペシャル「香川照之の昆虫“やばいぜ”!」
でも昆虫の減少について取り上げられていました。以下の内容です。

「日本では昆虫が激減。ドイツでは、8割近い昆虫が減る異常事態
が進行中で、花や鳥まで消えた沈黙の世界が広がっていた。研究者
の間では、『あと100年で昆虫は絶滅する』とまでいわれ、人類
滅亡を招く恐怖のシナリオ=「昆虫カタストロフ」が現実になって
もおかしくないという」


「昆虫カタストロフィ」とは
昆虫がいなくなると… 生態系が破壊される。
●食物連鎖が途切れ、肉食動物は生存できなくなる。
●受粉できなくなり、殆どの植物が育たなくなる。
●草がなくなり、草食動物も居なくなる。
●化学繊維以外は、手に入らなくなる。
●枯れ木や糞、死骸などを分解するものがいなくなり、病原菌が
大繁殖する。

昆虫の役割は、野鳥のエサと花の受粉程度と思っていましたが
昆虫の絶滅は、人類滅亡のシナリオだったとは、深く考えさせら
れた雨の休日でした。
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道しるべ

8月22日 森に入りましたがブログは休みました。

ノビタキがこの森からインドシナ半島に向けて旅立つ時期を調べる
と、秋に最後に観察した日、となりますが、2018年は10月
16日、2017年は10月5日です。

10日ほどの巾で、移動を開始するようです。今年もその時期
までこの森に定着してくれるかどうか気になって、ふれあいコース
から入りました。

草地で姿を見ることはありませんでしたが、記念塔の広場の沢も
ノビタキの好きな場所です。遠くでしたがノビタキの姿が有り
遠くから撮っていると、急に広場の方に飛んで行きました。

芝生の広場ですからノビタキが止まれるような草はありません。
すると行き先を示す木の標識の上にいました。そこを起点に近く
を飛んでいるトンボを獲っていたのです。

その様子を撮ってから、瑞穂の池に向かうため歩き出しました。
標識の上に居たノビタキから意外な発想をしていました。「この
野鳥たちこそ私の後半の人生の道しるべだったのかも知れない」と

この森に魅せられ、そしてそこに棲む野鳥たちに魅せられ、人生の
後半を楽しませてくれているのも、鳥たちが私の生き方を示して
くれた道しるべだったのです。

遠くでしたがノビタキを確認。
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広場の方に飛んで行った先が、標識でした。
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草地に居たのはヒヨドリ。
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カンタンが鳴いていましたが

5月27日のブログで「ベンチで一休み。エゾハルゼミの騒がしい
鳴き声を聞きながら・・」と書いていましたが、エゾハルゼミは
大量発生して森を騒ぎ立てていました。

しかし、8月前後に発生するコエゾゼミの騒がしい鳴き声は一度も
聞くことは有りませんでした。昆虫に詳しい森のお仲間と会って
その話をしました。

そのお仲間も「今年は、コエゾゼミの写真を撮ったら大ヒットもの
だよね」今年のコエゾゼミはそれほど貴重という事で私と同じ印象
を持っていました。ほとんど発生しなかったようです。

今日朝1番、ノビタキの姿が無いか、ふれあい交流館の丘を眺めて
いました。ノビタキの姿はありませんでしたが、カンタンの鳴き声
が聞こえてきました。

近づけない場所だったので「ふれあいコースでは道端で観察できる
はず」と思っていましたが、結局草地ではその鳴き声は全く有りま
せんでした。夏の終わりというか、秋の訪れというか、カンタンの
鳴き声は季節を表してくれる風物詩です。

発生間近でまだ鳴き声も少ないのか、はたまたコエゾゼミの二の舞
にならなければ良いが、と心配しながら大沢口に戻ってきました。

ノビタキは今日も居ましたので、「半日で居なくなった」は避け
られたようです。
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カンタン。2014年は8月12日に観察。
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2015年は8月24日に観察。
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2017年は8月28日と発生時期には結構開きがあります。
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雄はまだ夏羽でした

今年の春のノビタキは、この森に半日居たのかな、と思ったほど
この森から直ぐに姿を消しました。そんな心配もあったので、秋は
ちゃんと定着してくれるなか、と確認のために草地を歩きました。

しかし、昨日観察出来た場所には姿が有りませんでした。記念塔
広場から瑞穂の池に向かいました。瑞穂の池の縁にある草原も
ノビタキやベニマシコが好きな場所です。

その場所が気になったのです。池の縁を柵沿いに一往復しましたが
ノビタキの姿は有りません。東屋に腰を下ろして水分補給を終えて
正面を眺めたら、何と木にノビタキの姿です。

さっき草地を回って居なかったと思っていても、もう少し時間を
掛ければ観察出来たかも、という教訓を貰いました。昨日も雌
今日も雌のようですが、今日現在の雄の夏羽の様子を調べて雌を
検証する事にしました。

午後から森の北側周辺の繁殖場所に行きました。結果は雄の夏羽は
まだしっかりしていました。と言うことは、昨日から3ケ所で観察
した個体は全て雌という事になりました。先兵隊は雌の役割と
なるのかどうなのかは、もう少し研究が必要です。

瑞穂の池のノビタキ。
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ノビタキの夏羽の経過を調べました。
この森に到着して直ぐの夏羽。4月19日。
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繁殖期の真っ最中の夏羽。6月16日。
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真夏の夏羽。8月3日。
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そして今日の夏羽。8月19日。
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雄の横に居た今日の雌。
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今日の幼鳥。雄・雌不明。
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ノビタキ到着

「ノビタキはこの秋草地に飛来してくれるのだろうか」そんな私の
心配を払拭させてくれました。ノビタキを確認出来るまでは、草地
から回り始めよう、と決めていました。

ふれあいコースに入る入り口にゲートが有ります。そのゲートを
通過しようとした時です。私の目の前を左から右に低空で横切った
鳥がいました。そして右手の奥に止まりました。

レンズから覗くと紛れも無くノビタキです。クマゲラと出遭った時
とは違う安堵の気持になっていました。私は常々「秋は8月中旬
にはこの森にやってきます」

今年もそれをしっかり守ってくれました。証拠写真が撮れたので
「他の場所ではどうだそう」と草地を一回りする事にしました。
すると別の場所でも観察出来たのです。

でも観察出来たのは、最初の場所でも次の場所でもそれぞれ1個体
のみでした。先兵隊なのでしょうか。春の4月中旬に渡ってきます
が、過去4年間を調べると先兵隊は全部雄でした。秋はどうなって
いるのか、調べて見ますか。

ノビタキ。最初の場所で。
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次の場所で。
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2018年8月23日。森の周辺のノビタキの雄。冬羽に随分移行
しています。秋は雄・雌の判断が難しくなります。
20180823ノビタキ02[1].jpg
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ノビタキを考察

今日もノビタキ飛来を期待して草地を回りましたが、今日も姿は
ありませんでした。2014年と2015年は、8月17日の今日
姿を見せてくれたのです。

いつもの年では10月中旬までこの草地で過ごした後、越冬地に
向って旅立っていくのです。2017年8月19日のブログでも
紹介していますが、越冬地に向う渡りのルートが解明されたのです

2016年に「森林総合研究所」からノビタキに関する研究論文が
発表されていました。北海道のノビタキ12個体に位置を測定でき
る機器を体重15gに取り付けたのです。

北海道にやってくる夏鳥は、本州を南下した後に東南アジアへ渡る
と考えられていましたが、ノビタキに関してはルートを測定した
結果、北海道から直接大陸に渡り中国大陸渡っていたのです。

その後、中国大陸を南下して、インドシナ半島まで渡りそこで越冬
していたのです。北海道から長い海を渡り大陸を南下して数千km
という壮大な旅をするのです。

「森の近隣には繁殖を終えたノビタキが沢山いるのに、この草地に
今年の秋もやってくるのだろうか」そんな私の心配ごとは壮大な旅
に比べれば細かすぎましたか。

「ノビタキ 渡りルート」で検索すると渡りのルート図を含めた
研究の詳細が判ります。

記念塔の広場から瑞穂連絡線を回りましたが、鳥もお盆休みの
ようでした。過去の8月中旬・下旬の画像を見るとほとんどが
ノビタキでした。それでも下の野鳥もそろそろ姿を見せます。

サメビタキ。2015年8月23日。
20150823サメビタキ1[1].jpg

コサメビタキ。2016年8月24日。
20160824コサメビタキ03[1].jpg

シマエナガ。2016年8月29日。
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メジロ。2016年8月24日。
20160824メジロ1[1].jpg

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73歳って何

8月16日 強風で森は休みました。

今日もノビタキが気になってふれあいコースから歩き始めました。
ふれあいコースを進み沢の手前で折り返して、今度は記念塔連絡
線を進みました。ノビタキの姿は今日も空振りでした。

記念塔の広場のベンチに腰を下ろして一休み。一時期の暑さは
無くなり、秋風と言ってもいいでしょう。涼しい風が吹きぬけて
いました。「73歳になったんだな~」

そんな事を心の中でつぶやいていました。73歳って何だろうと
考えてもピンときません。例えば今60歳で定年まで後5年ある
とすると60歳の位置づけははっきりします。

それもとっくに過ぎた今は73歳の位置づけなんて難しく考える
必要はなく「1年を無事に楽しく過ごす」そういう考えで良いの
かな、と思ったところでまた歩き出しました。

瑞穂の池まで行って何も居ない池を眺めて今来た道を戻りました。
中央線に向う瑞穂連絡線を歩いていたら、森の中から「クォン
クォン」とクマゲラの幼鳥と思われる鳴き声が聞こえてきました。
幼鳥も無事に育っているようです。

夏のクマゲラ。過去の画像から。
この画像を見ると、トドマツでもカラマツでも無くそれ以外の
雑木での虫採取です。雑木は森一面にあるので、夏は姿を見せ
ないのは雑木での虫採取が要因かも知れません。冬に姿を見せる
のはトドマツやカラマツは植林をするので道の近くに有ると言う
論法です。
20131005クマゲラ5[1].jpg

20130819クマゲラ08[1].jpg

20180624クマゲラ10[1].jpg

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ノビタキの飛来を分析

6日ぶりの森です。ノビタキが気になる草地を回りました。回り
ながら考えていた事がありました。今年の春は、私は1度もノビ
タキを観察していません。姿を見た人も居たようですが、ほとんど
飛来はありませんでした。

春に飛来した個体が、秋にも同じ場所にやって来る、と考えると春
にこの森にやって来た個体は秋にもこの森にやって来る。東南
アジアまで正確に渡る訳ですから、春と秋に同じ場所に飛来するの
は容易な事でしょう。

と、なると春にほとんど姿を見せなかった今年は、秋にも期待でき
ずとなります。草地を一回りしましたがノビタキの姿は無し。
そこで、過去の春と秋の観察数を年別に調べてみました。

観察年     春(4月)  秋(9月)
2014年    0      12
2015年    5      12
2016年    2       8
2017年    5      15
2018年    5       8

4月と言っても飛来するのは4月中旬で観察期間は約2週間です。
秋は丸々1ヶ月の観察ですから、2015年の春5回、秋12回は
何となく合っています。2016年は春の観察数が少ないと秋も
少ない。これも何となく判ります。

注目は2014年です。春は観察ゼロ、しかし秋は12回。この
分析結果でいくと、今年も期待したいのですがどうでしょうか。

ノビタキがアワダチソウの黄色い花が好きな訳では無く、トンボ
の飛行ルートになっているからでしょうか。過去の画像から。
20150828ノビタキ12[1].jpg

20150828ノビタキ13[1].jpg

こちらもやはり飛行ルートですが完全に無視しています。
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森の北側周辺にて

8月13日 すいません。夏休みを1日延長してしまいました。
明日から森に入ります。


8月8日 雨で森は休みました。明日から12日まで夏休みです。

「小さなエリアを1組の親子が守っていた場所です。しかし、そこ
に居たのはコヨシキリとカワラヒワだけ。親子の姿はありませんで
した。繁殖地を離れ別の場所に移動をしたのでしょうか。

直ぐ隣の繁殖地を訪ねると、そこにはノビタキの姿がありました」
この文章は去年の8月12日のものでノビタキの様子です。
そして今日、草地を一回りしてからその「小さいエリア」を訪ねま
した。

去年と同じくつい最近までいたノビタキの親子の姿は有りませんで
した。何処かに移動していたのです。隣接する繁殖場所にはまだ
親子の姿があったり、すでに姿が無くなっていたりとまちまちです。

幼鳥も自由に飛べるようになって、繁殖場所にこだわる必要が無く
なったのでしょう。繁殖地全体での居場所の再編成が始まっている
ようです。この繁殖地にこだわらないという個体の1部が森の
草地にやってくると考えています。

そのノビタキの繁殖地には、ノゴマやホオアカも繁殖しています。
しかし、この森の草地にノビタキやノゴマは姿を見せますが、ホオ
アカはやって来ません。この差は何なのでしょうか。

昨日のブログで去年は8月12日にノビタキを観察していると書き
ましたが、8月22日の誤りでした。

別々の繁殖場所のノビタキの幼鳥たち。
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父親の姿も。早く森に誘導してください。
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森から脱線しました

森に行く前には必ずNHKのテレビの天気予報を見ます。8月に
入ってから、その天気予報を見ていて「アレッ」と思いました。
天気予報の時に流れている音楽が変わっていたのです。

今まではギター曲でしたが、今はピアノ曲に変っていました。
曲は「人生のメリーゴーランド」です。遊園地の回転木馬に楽しく
乗っているような、それを思い浮かべるような曲調です。

天気予報に集中すれば良いのにそんな細かい事が気になるのです。
テレビドラマを見ていてもそうです。悲しいシーンでは決まって
バイオリンの高音の引くような悲しい響きが流れます。

私はドラマのシーンよりそのバイオリンの響きに注目して、あまり
にもこのシーンにピッタリな曲調に感心をしてしまうのです。
どこか素直に集中出来ないのです。横道に逸れてしまいましたが

今日は、最初から草地を回りました。林間を回っても鳥の姿は無し
草地を回ったら鳥の姿は有るのかというと、例年ノビタキが姿を
見せるのは8月中旬です。

それでも去年は8月12日に姿を見せています。まだ1週間あり
ます。森に集中できるのはその辺りからという事になりますか。

最近は草地で良くヤマゲラを見ます。
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くちばしはアオジのようですが、脇の縦斑が気になります。
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ヒメアカタテハ。
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キバネセセリ。
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講釈にも熱が入ります

暑さも和らいできたので、四季美を回る事にしました。歩き出した
時からご夫婦の森のお仲間と一緒でした。私が原因でチョウに
はまってしまったご夫婦です。

エゾユズリハを一緒に歩いていて、白い花の木を指差して「あれ
ノリウツギですよね。ノリウツギの白い花にもチョウが寄って来る
んですよ」と言って立ち止まりました。

一脚の先で「飾り花」を差して「これは花では無いんですよ。花の
ように見えますが『飾り花』と言って、本当の花はこの中心部分
何ですよ」するとご夫婦とも「へぇ~~、これが花と思っていた」

ついでにエゾアジサイについても同じ説明をすると、またまた
「へぇ~~」。気持ち良く反応をしてくれるので、私も講釈に段々
熱が入ってきます。

ちょうどそこに白いチョウが花の部分に居ました。「ほらあのつぶ
つぶが蜜のある花の部分なのでチョウが寄って来るんですよ。
するとまた「へぇ~~本当だ」説明はこれで終りませんでした。

「この白いチョウは『スジグロシロチョウ』と言うんですよ。
白いチョウは『モンシロチョウ』と思いがちですが違うんです」
また「へぇ~~勉強になった」奥さんの方が一生懸命メモを
取っていました。調子に乗って知識の押し売りをしてしまいました。

スジグロシロチョウ。数頭ヒヨドリバナの周辺を飛び回って
いました。成虫も短い一生です。次に命を繋ぐ営みも時間が
ありません。
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♀です。交尾を待っています。
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こっちでも。
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マイヅルソウも実が赤く変化しています。
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記念写真

今日も、森に入る前に森の北側周辺に行ってきました。ノビタキが
いてノラニンジンが密集している場所へ。5分ほどノラニンジンを
眺めていましたが、飛び回っているノビタキがその花に止まる気配
はありませんでした。

狙って撮れるものでは無いと諦め早々に森に向いました。大沢口に
着いて森のお仲間と挨拶を交わすと、そのお仲間がいきなり「その
帽子素敵ですね」と褒めてくれました。

私は「誕生日に孫たちがプレゼントしてくれましてね」すると
「実は今日私の誕生日なんです」そのお仲間は今日79歳の誕生日
だったのです。お元気に毎日森を散策して79歳とは見えない
活動ぶりです。

そこに交流館の女性スタッフがやってきましたので「こちらは今日
79歳の誕生日なんですよ。私も73になりました」と言って記念
写真を撮ってもらおうとスマホを渡しました。

2人並んで記念写真を撮ってもらいました。がこの写真を撮っても
らうのには私にはもうひとつ別の狙いがあったのです。孫たちに
プレゼントで貰った帽子です。その証拠写真が欲しかったのです。

もちろん先ほどそのお仲間に記念写真を添付したメールを送って
おきました。後で、孫たちのお母さんにLINEでしっかり証拠写真
も送っておきます。

森の周辺のノビタキ。もうアワダチソウの上にいました。
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こちらは森のアワダチソウ。ノビタキの姿ではなくカラスシジミ。
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今度はノラニンジン

森に入る前に森の北側周辺の様子をみてこよう、と思いました。
森は鳥の姿も無く静かです。その要因に暑さもあるのだろうか。
もうひとつは繁殖場所にまだ居るのだろうか。

その2点を探るためです。その繁殖場所に行くと幼鳥も含め賑やか
でした。暑さには関係なく飛び回っていました。そして繁殖場所
からも移転をしていませんでした。

実はもう1点その場所に行ったのには期待も有ったからです。
話は少し脱線しますが、オホーツクサイクリングの1日目の昼食は
コムケ国際キャンプ場です。野鳥の楽園でもあります。

以前のブログでもそこに有るレストハウスにノビタキやベニマシコ
の写真が展示されていて、この辺りも繁殖場所になっていると
紹介していました。そして今回もそのレストハウスを利用しました。

そこにノラニンジンの白い花の上にノビタキが止まっている写真を
見つけました。「これは絵になるな」と興味深く見入っていました。
6月にはオオハナウドの白い花にノビタキを追いかけていましたが

今日はノラニンジンの白い花にノビタキを期待してそこに行きまし
たが肝心のノラニンジンは有りませんでした。直ぐに森に入り草地
を一回り。ノラニンジンだらけでしたが、肝心のノビタキの姿は
ありませんでした。

ノビタキの幼鳥たちが飛び回っていました。
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親も。
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オオジュランも。左はノビタキの幼鳥。
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ノラニンジン。この上に止まる日はいつになるのでしょう。
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72歳最後の日

瑞穂の池方面を歩いても、昨日はエゾユズリハから林間を歩いても
鳥の姿は有りません。遠くからアオバトの「ア~ォア~ォ」の鳴き
声も暑さで疲れ切った声に聞こえてきました。

そんな事で、今日は林間を諦めて草地を歩く事にしました。記念塔
連絡線に入って間も無く、こっちをじっと見ているエゾシカの姿が
ありました。「クマでなくて良かった」と胸を撫で下ろしました。

あっちこっちでミドリシジミの姿は有りましたが、縄張り争いの
卍巴飛翔で疲れ果て羽がボロボロで撮影もはばかります。ふれあい
ばしからふれあいコースを戻ってきました。

分岐点のベンチに腰を下ろし水分補給で一休み。「そうか、今日は
特別な日なのかも知れないな」一休みしながらそんな事を考えて
いました。72歳の最後の日です。

振り返っても特別な1年で有った訳ではありませんが、森のお仲間
始め直近では自転車の仲間あり、スリランカのボランティアの仲間
あり今日は6時から昔の会社仲間7名での飲み会です。

色々な仲間にめぐり合えたのも、そして今もその仲間と交流できる
のも72歳の私の大きな財産になっています。

明日は、森は休みます。

ヤマゲラ。こっちも暑さで憔悴しているのか、幼鳥でしょうか。
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エゾシカ。
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最後は逃げて行きました。
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エゾリス。
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