サビタの花

花の名前も、ブログで使う事が無くなると、どんどん忘れてしまい
ます。7月に入って低木に白い装飾花を付けた花が森のあっちこっち
で見られます。その花の名前も思い出せませんでした。

先日、植物に詳しい森のお仲間に出会ったので「今白い装飾花を付け
た花、何でしたか」すると直ぐに「イワガラミかノリウツギかツル
アジサイですね」知りたかったのはノリウツギでした。

それを言うと「サビタとも言うんですよ」。確かにサビタと言ったなと
そっちも思い出しました。後になって「サビタ」は悲恋の花に例え
られた、そんな名前の響きもうっすらと思い出していました。

原田康子のデビュー作「サビタの記憶」にも登場したり、アイヌの
伝説にも登場します。あるアイヌの若者が美しい娘に恋をしました。
恋心を打ち明けられた娘は「このサビタの花が散る時がきたら…」と

返事をしたそうです。若者は燃える思いで花が散るのを待ちました。
しかし、花は枯れ果てても散る事は無くいつまでも残ったままだった
のです。そしてその恋は実る事は有りませんでした。

ノリウツギは樹皮からネリ(ノリ)を採取する事が由来して名前が
付いています。和紙を作るときの接着剤の役割を果たします。片方
サビタの方は、接着剤では無く結ばれぬ恋ですからね。

あえてサビタの花とします。7月23日に撮った画像。
20200723ノリウツギ1[1].jpg

冬になっても散る事は有りません。美しいアイヌの娘もこれを
知っていたとすると、ちょっと残酷ですね。2月の画像。
20100209ノリウツギ1[1].jpg

ツルアジサイも同じです。3月の画像。
20100303ツルアジサイ1[1].jpg

イワガラミも同じです。3月の画像。
20100307イワガラミ1[1].jpg

森のお仲間の展示会は始まっています。
20200810展示会[1].jpg


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