大沢の池から瑞穂の池に予定変更

先日、森のお仲間から「水を抜いたいしかり調整池で7種のサギが
居たよ」と教えてくれました。別のお仲間からは「大沢の池は木の根
が見える程水が少なくなった」

このふたつの情報から大沢の池にもシギが来ているかも知れないと
思いました。2012年9月8日に水が少なくなった水辺でシギを観察
していました。そして今日行く予定をしていました。

しかし、昨日大雨が降りました。水が多くなってシギの好きな水辺
も消えてしまったと思い、大沢池に行くのは諦めてふれあいコース
から瑞穂の池に向かう事としました。

瑞穂の池は浅瀬の水辺が無いのでシギは無理です。ノビタキ狙い
でした。瑞穂の池に下りて行く階段の300mほど手前から
「アッハハハ、アッハハハ」の大きな声が聞こえてきました。

開拓の村方向の瑞穂線からのようです。その笑い声は続きます。
私が階段を下りて瑞穂線の分岐点まで来ると、その笑い声の主と
バッタリ。何度も会っている年配の女性です。

「すいません、誰も居ないと思って大きな声で笑ってしまいました。
大きな声で笑うと免疫力がアップすると聞いたものですから」
免疫力の信ぴょう性は判りませんが、これもコロナ対策なので
しょうか。期待通りノビタキは居ました。

ノビタキ。ふれあいコースにて。
20200831ノビタキ1[1].jpg

ノビタキ。瑞穂の池にて。
20200831ノビタキ2[1].jpg

20200831ノビタキ4[1].jpg

草地にはアワダチソウが満開ですが、なかなかノビタキが止まって
くれません。でも安心です。これから咲き出すアワダチソウも有る
からです。今咲いているのは「オオアワダチソウ」でこれから咲く
のは「セイタカアワダチソウ」です。

オオアワダチソウは細毛は無し。
20200831オオアワダチソウ1[1].jpg

セイタカアワダチソウは細毛有り。これから咲き始めます。
20200831セイタカアワダチソウ1[1].jpg

大沢の池のシギ。2012年9月8日の画像。
アオアシシギ。
20120908アオアシシギ20[1].jpg

左はアオアシシギ。右はタカブシギ。
20120908アオアシシギ15[1].jpg

タカブシギ。
20120908タカブシギ1[1].jpg

イソシギ。
20120908イソシギ1[1].jpg




やっぱし草原の夏鳥ですよね

8月30日 雨で森は休みました。

8月29日 森に入りましたがブログは休みました。

5~6ヶ所の大きさの違う原っぱがあり、以前はそのすべての原っぱ
でノビタキを観察出来ていましたが、今年の秋は一番大きい原っぱ
と2番目に大きい原っぱで観察しています。

今日は、一番大きい原っぱで瞬間ですが遠くから観察出来ました。
一応、この森に定着したと判断しました。まぁ、何度もしつこく
取り上げていますが、木が大きく茂るようになり、小さい原っぱには
姿を見せなくなりました。

草原が森林化してしまって、草原の夏鳥には居心地が悪くなって
しまったのです。昨日、森のお仲間から「草原の夏鳥」に水を差す
ようなメールを頂きました。

「旧森林の家から登満別線に入り、0.5kmほど進んだところでノビ
タキが居たよ」とそのノビタキの写真付きで送られてきました。
登満別線の沿線ですから林間のど真ん中です。

私は頭を抱えてしまいました。私の手元の地図と、Googleマップの
航空写真で調べて見ました。するとその場所の近くには農地があった
り草地が有りました。

草原の夏鳥にこだわる私としては、その農地や草地から迷い込んだに
違い無いと無理やりこじ付けましたがどうでしょうか。ノビタキの
意外な一面を見せてくれたメールのお仲間に感謝です。

ノビタキ。この後、何処かに消えてしまいました。
20200828ノビタキ1[1].jpg

アケボノソウが咲いていました。
20200828アケボノソウ2[1].jpg

エゾトリカブトも。
20200828エゾトリカブト1[1].jpg

ミソソバも。
20200828ミソソバ1[1].jpg

アカスジカメムシ。昨日とほぼ同じ場所で2匹。徐々に接近しま
したので交尾をかな、と思いましたがこれ以上の接近は有りません
でした。上の個体は少し黄色っぽいですが、雄雌かも私には不明。
20200828アカスジカメムシ2[1].jpg

1匹は茎を伝って行きました。
20200828アカスジカメムシ3[1].jpg


草地の過去を辿ってみました

この森は、1968年に道立自然公園に指定されました。面積は2053ha
ですから現在の広さと同じです。その以前昭和21年に新野幌開拓地
へ入植が開始されました。新野幌第一部落から第五部落です。

新野幌第一部落が入植したのが、今のふれあいコースや記念塔連絡線
がある草地でした。そこの入植者は木を伐採し大変な苦労で開墾し
畑に変えていったのでしょう。

入植してから21年後の1967年には新野幌地区開拓農協は解散して
離農、立ち退きが始まりました。そして翌年には道立自然公園して
生まれ変わったのです。

今の草地は、当時は耕地ですから何処までも見渡せて遮る木も
無かったはずです。その当時から野鳥の調査も始まっていました。
自然ガイド野幌森林公園によると、沢山の草原の夏鳥で賑わって
いました。

繁殖期を含め春から秋まで滞在していたのは、シマアオジ、アカ
ショウビン、ツバメ、ベニマシコ、ホオアカ、ノビタキ、オオヨシ
キリ。50年ですっかり様子が変わってしまいました。

大沢口に向かうには、12号線から文教通りに入りますが、その
交差点に歩道橋が有ります。その歩道橋の名称は「新野幌歩道橋」
新野幌開拓地の面影は今も残っているのです。

ノビタキ。定着の確認の為昨日の場所に向かいましたが、途中の
原っぱで2羽。昨日の場所には姿は無し。定着の判断を迷わして
くれます。
20200827ノビタキ2[1].jpg

20200827ノビタキ3[1].jpg

20200827ノビタキ1[1].jpg

アカスジカメムシ。
20200827アカスジカメムシ5[1].jpg

裏側は。
20200827アカスジカメムシ4[1].jpg

カンタンの雌ですが、3mmほどの小さな虫。しかし、テントウムシ
の図鑑を見ても同じ模様は有りませんでした。何の虫なのでしょう。
20200827カンタン1[1].jpg


ノビタキの調査で見えてきた事

ノビタキが昨日の場所で飛び回っていました。定着してくれたよう
にも見えました。しかし、他の場所では観察出来ていませんから
秋のノビタキが過ごす事が出来る環境も、この森の中では限られた
場所になってきたようです。

先日のテレビでツバメの話題が有りました。名古屋の有る場所では
ヨシ原が消えたためツバメが姿を見せなくなりました。それを心配
した住民が立ち上がり、ヨシ原を再生しました。

するとまたツバメが姿を見せ始めたのです。同じような事が長沼町
でもありました。昔は長沼町にも丹頂鶴がやってきました。舞鶴と
言う地名があるくらいです。また丹頂鶴を呼ぼうという運動が
始まりました。

丹頂鶴が好きな遊水地を整備すると、今年5月にはヒナが誕生したと
いう嬉しい話題でした。ふたつの話題とも野鳥にとって悪化した環境
に人の手を入れて環境を再生した事で再び野鳥が戻ってきました。

自然環境に人工の手を入れるのは決して悪い事だけとは限りません。
人工的に元の環境に戻す事で、野鳥たちもまた生活の場が蘇るのです。
この草地、元の環境に戻る事は出来ないのでしようか。

ノビタキ。
20200826ノビタキ1[1].jpg

20200826ノビタキ3[1].jpg

20200826ノビタキ4[1].jpg

下に目を落として、何かを狙っています。
20200826ノビタキ5[1].jpg

捕まえたのはトンボ。
20200826ノビタキ6[1].jpg

大きくて喉つまりですか。
20200826ノビタキ7[1].jpg

次の獲物をまた狙っています。
20200826ノビタキ8[1].jpg

ノビタキの近くにホオジロの幼鳥。親も居ましたからノビタキが
連れてきたのではなかった。
20200826ホオジロ1[1].jpg

20200826ホオジロ2[1].jpg

ミドリシジミのようですが、オレンジの紋が脱色ですか。白です。
20200826ミドリシジミ1[1].jpg

20200826ミドリシジミ2[1].jpg

ノゴマも調べてみました

一昨日ノビタキを観察した場所に到着すると、1羽だけ飛び回って
いましたが、直ぐに姿を消してしまいました。今日時点でも例年
から見て個体数は少ないようです。

先日もホオアカの観察の変遷を辿りましたが、この森の草原の夏鳥の
減少傾向が表れています。追い打ちを掛けるようで、気が進みません
が同じ草原の夏鳥のノゴマについても調べて見ました。

やはり、自然ガイド野幌森林公園の調べによると、1987年から1997
年までの10年間は、春は5月に秋は9月10月に観察されていました。
そこで、2010年からの私のデータベースで調べて見ました。

すると春は1度も観察していませんでした。真っすぐ繁殖地に向かっ
たと推察されます。秋の9月10月に観察していますが。秋も全く
観察されない年も有り、細々とこの森に立ち寄ってくれている
程度でした。

この森にホオアカは春も秋も立ち寄らなくなり、ノゴマは春の立ち
寄りは無くなり細々と秋に立ち寄るだけになってしまいました。
ノビタキも春は立ち寄っても定着する事はなく立ち去っています。

まぁ、草原の夏鳥の減少傾向は過去からの調査で歴然としています
が何とかノビタキだけはもう少し留まって欲しいと言う願いからの
調査を続けています。

ノビタキ。一昨日は2羽居たのに今日は1羽。定着判断は出来ず。
20200825ノビタキ2[1].jpg

20200825ノビタキ3[1].jpg

20200825ノビタキ4[1].jpg

過去のこの森のノゴマ。
9月7日には姿を見せました。
20120907ノゴマ09[1].jpg

9月28日。
20120928ノゴマ3[1].jpg

10月21日でも滞在。
20191021ノゴマ1[1].jpg

森の周辺では。6月12日。
20190612ノゴマ5[1].jpg



いつものベンチで一休み

今日、家を出たのが6時40分でした。森に入る時間が段々早く
なっています。春のノビタキは寒さの為早朝からの活動はしませんが
秋のノビタキは早朝から活動をします。

「昨日の場所に居るだろうか」そんな心配をしながら、ふれあい
コースを歩きその場所に向かいました。心配が当たってしまいました。
15分ほど様子を見ましたが現れませんでした。

帰りは記念塔連絡線から戻ります。途中、ノビタキの好きそうな場所
をチェックしますがどこにも居ません。ふれあいコースとの分岐点の
ベンチで休むのがいつものパターンです。

ベンチに腰を下ろし水筒を取り出して水分補給です。さわやかな風が
汗を拭ってくれます。遠くからカンタンの鳴き声が途切れる事無く
鳴き続けています。秋を感じながらの穏やかな時間が流れていました。

ノビタキには遭えませんでしたが、森の中こんな時間の過ごし方も
有るんだな、と暫くカンタンの鳴き声と秋風に浸っていました。

モズ。今年の草地のモズは大量です。草地も森林化して住みやすい
環境になったのでしょうか。通りでノビタキが少なくなる訳だ。
20200824モズ1[1].jpg

オオアガケラも同じですか。
20200824オオアカゲラ1[1].jpg

カンタン。雄ですが鳴いていません。鳴く場所は別に有ります。
20200824カンタン1[1].jpg

鳴いているカンタンを見つけるのにはポイントが有ります。
葉の穴や、葉を利用して音を共鳴させます。
こちらはブドウの葉に出来た穴を利用しています。
20140919カンタン5[1].jpg

こちらは葉を利用しています。
20140921カンタン05[1].jpg

気分が乗らない調べ物でした

17日に秋のノビタキを初観察してから1週間が経ちました。その後
23日に観察していますが、定着したと言えるほどの観察は有りません
心配しながら今日もノビタキ探しです。

すると初観察した場所に夫婦と思われる2羽の姿が有りました。その
場所で1週間ぶりの観察ですから、とても定着と言える状況では有り
ません。年々観察数が少なくなってやがて秋に姿は見せなくなる。
そんな心配がよぎります。

ふれあい交流館に著書で自然ガイド野幌森林公園(北海道新聞社発行)
が有り、園内の野鳥の観察記録が載っています。現在は春も秋も姿を
見せなくなったホオアカに注目してみました。

その記録では、1986年まで4月~10月まで観察出来ました。それが
1997年になると観察は5月~6月だけとなり、やがて、姿を見せなく
なってしまったのです。

ちなみにノビタキは、1986年までは4月~11月まで姿を見せていま
した。つまりこの森で繁殖していたのです。その後は春の4月・5月
6月そして秋の10月・11月に姿を見せていました。

それが現在は、春の4月と秋の8月・9月・10月です。夏鳥たちも
この森の自然環境の変化と共に、最適な居場所の選択をしているの
です。ノビタキもやがてホオアカと同じ選択をするのでしょうね。

ノビタキ
20200823ノビタキ01[1].jpg

20200823ノビタキ03[1].jpg

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20200823ノビタキ10[1].jpg


ノビタキの縄張りは解消されていました

8月22日 今日はノビタキの姿は無し。ブログは休みました。

歩き出して直ぐにアワダチソウの上にノビタキです。ほっとしました
がどう見ても1羽だけです。その後、ノビタキの観察ポイントを
回りましたが姿は無し。結局居たのは最初の1羽だけでした。

これでは、定着の判断が出来る状況では有りません。9時には大沢口
に戻っていたので、森の周辺の様子を調査する事にしました。1ヶ所
目の繁殖地はノビタキの親子の姿は無くもぬけの殻です。

別の繁殖地には10羽をはるかに超えるノビタキが群れていました。
丁度2年前の8月23日にも森の周辺を調査しており、その日の
ブログでもその様子を書いていました。

その2年前と全く同じ状況でした。縄張りは解消されて1ヶ所に
集まり集団で生活していたのです。周辺で子育てをした親子が全員
集合した格好です。ここからが悩ましいところです。

森の周辺とは別の集団がこの森にやって来たとすると、この森でも
10羽以上の群れでなくてはなりません。それが今日は1羽の観察
だけでした。

考えたくは有りませんが、森の周辺の集団から外れてしまって止む
無く別行動を取らざるを得なくなってしまい、単独でこの森にやって
来た。つまり「いじめ」が有ったのか調査は続きます。

ノビタキ。かなり遠くからでないと撮影をさせてくれません。
20200821ノビタキ2[1].jpg

20200821ノビタキ4[1].jpg

20200821ノビタキ5[1].jpg

カンタン。産卵管が有るので雌でしょう。秋の季語。
20200821カンタン4[1].jpg

20200821カンタン5[1].jpg

定着に不安が出てきました

昨日と同じコースで、ノビタキを探しましたが、今日も姿は有りま
せんでした。18日に観察した個体は遠くへ移動してしまったのか
過去の観察の傾向を調べて見ました。

2019年は8月18日に初観察をして、次の日から連続して観察して
いますから、到着してから直ぐに定着したと言えます。2018年は
8月20日に初観察しています。

その後、21日は観察無しですが、それからは連続して観察しています
からこの年も直ぐに定着しました。2017年は8月18日に初観察して
います。次の日かに夏休みを取っているので観察の傾向は不明でした。

春のノビタキも去年も今年も、この森に一瞬立ち寄っただけで定着
しないまま繁殖地に向かってしまいました。だから秋の定着も気に
なってしまうのです。3日間観察無しですからね。明日に賭けますか。

昨日話題にしたカレンダーの8月の画像はこれでした。もう少し良い
画像が欲しかったのに、8月はこれしか有りませんでした。
20160907シマエナガ16[1].jpg

来年クマゲラのカレンダーを作成するかは決めていませんが、8月は
こんな候補が見つかりました。
20130819クマゲラ08[1].jpg

20150812クマゲラ2[1].jpg

20140731クマゲラ4[1].jpg

今日の画像から。キタキツネ。
キタキツネは尾の先端は白くなっているのが特徴ですが
最初に出会ったのは、尾の先端が黒。
20200820キタキツネ1[1].jpg

20200820キタキツネ3[1].jpg

次に出会ったのは尾が白でした。どっちが正しいのでしょうか。
20200820キタキツネ4[1].jpg

20200820キタキツネ7[1].jpg

ノビタキの定着の調査は進まず

昨日はノビタキの姿は確認出来ませんでした。一瞬だけ立ち寄った
だけだったのか、定着の確認の為ふれあいコースを歩き始めました。
途中、沢を通りますが、そこはノビタキには関係ない場所です。

素通りしようと早足です。近くから「コツコツ」と聞こえてきました。
目の前に居たのはオオアカゲラでしたのでまた歩き出すと近くから
また「コツコツ」。道の真上の木に居たのはクマゲラでした。

今日はノビタキです。「何~んだ、クマゲラか」とは言いませんでした
8月の緑の中のクマゲラは貴重なのです。話は逸れますが2012年頃
から手作りのカレンダーを作っています。

その月に合わせて季節の鳥を載せていましたが、季節の鳥と言っても
種類は限られていて、最近は似たり寄ったりのカレンダーになって
しまいました。そこで今年のカレンダーは12ヵ月全てシマエナガに
しました。

しかし、そこで問題になったのが8月の画像です。シマエナガは8月
はほとんど姿を見せません。やっと見つけて8月を埋めたという
次第でした。来年はクマゲラとはまだ考えてはいませんがクマゲラも
事情は同じです。

8月はほとんど姿を見せません。そう言う意味で貴重と言いましたが
今日の画像ではカレンダーへの採用は無理ですね。
ノビタキの観察ポイントをすべて回りましたが、姿は有りませんでした。

クマゲラ。雄の幼鳥の様です。道の真上でした。
20200819クマゲラ01[1].jpg

20200819クマゲラ04[1].jpg

黒目が大きいので幼鳥と判断しました。
20200819クマゲラ10[1].jpg

20200819クマゲラ11[1].jpg

20200819クマゲラ14[1].jpg

20200819クマゲラ18[1].jpg

アリスイとモズ。前にも同じ場所に。相性が良いようです。
20200819アリスイ1[1].jpg

ゴイシシジミ。こちらは雄。
20200819ゴイシシジミ1a[1].jpg

こちらは雌。
20200819ゴイシシジミ1b[1].jpg

こんどは定着の心配です

昨日、ノビタキを観察できましたが、観察が出来たら出来たでまた
心配事も増えるのです。この森に定着してくれるかどうかです。
秋のノビタキは例年8月の中旬にこの森にやってきます。

そして10月の上旬までこの森で過ごし、南へ旅立ちます。その定着
を確認するために、昨日観察した場所に向かいました。その場所に
立って姿を見せるのを待ちました。

15分待っても現れません。しかし、何の鳥かは分かりせんが、地鳴き
は聞こえていましたので、辛抱強く待ちました。すると草の中から
飛びあがりススキの枝に止まりました。

昨日のノビタキとほぼ同じススキです。間違いなくノビタキと思って
撮り始めました。しかし、後で画像を確認すると、またホオジロの
仕業でした。結局ノビタキは現れませんでした。

今日、姿を見せないのには、思い当たるふしが有ります。昨日
ノビタキを撮影していても近くを転々と移動するだけでしたが
通行人に警戒したのか高い木の天辺に移動しました。

その後、戻って来ることは有りませんでした。高い木の天辺から
見渡して別の原っぱに移動したか、森から離れてもっと遠くに
行ったのか。明日の定着調査が待ち遠しい。

ホオジロ。ホオジロがススキの枝に止まる事は見た事無いのに
まぎらわしい行動をしてくれます。
20200818ホオジロ1[1].jpg

20200818ホオジロ2[1].jpg

20200818ホオジロ3[1].jpg

オレンジの紋が離れているので、オオミドリシジミのようです。
こんな時期まで飛び回っていました。
20200818オオミドリシジミ1[1].jpg

20200818オオミドリシジミ3[1].jpg

ツユクサ。秋の季語です。
20200818ツユクサ1[1].jpg

秋のノビタキ到着

今日も、ノビタキの観察ポイントを目指して、ふれあいコースから
入りました。ふれあいコースを進むと、遠くのアワダチソウの上に
鳥の姿が見えました。アワダチソウの上に止まるのはノビタキです。

ときめいた瞬間ですね。散々撮ってから画像を確認すると、ホオジロ
でした。紛らわしい事をしてくれます。ときめいて損をした感じです。
気を取り直してまた歩き始めました。観察ポイントの最後に来た時
です。

逆光ですが確かに今度はノビタキです。去年より1日早く到着しま
したが、何というカレンダーでもチェックしているような正確な
行動です。またまたときめいた瞬間でした。

ときめいたのはこの2回だけでは有りません。ノビタキを撮影中に
クマゲラの鳴き声が聞こえていたのです。撮影終了後、道端の直ぐ
近くで姿を確認。3回目のときめきです。

先日、子供たちと孫たちとテニスをしました。終わってから「段々
下手になってくるわ」と嘆いていると、子供たちが声をそろえて
「年を取ったんだよ」と冷たい返事。

74歳、年は取って体力は落ちていきますが、青春のようなときめきは
忘れていません。今日は3回ですからね。今度子供たちが来たら
「まだ青春だ」しっかり言い返そう。

ノビタキ。逆光でしたが、ノビタキを確認し、ときめいた瞬間。
20200817ノビタキ9[1].jpg

順光になるよう回り込んで。2~3羽いました。
20200817ノビタキ7[1].jpg

20200817ノビタキ8[1].jpg

20200817ノビタキ1[1].jpg

20200817ノビタキ2[1].jpg

20200817ノビタキ3[1].jpg

ホオジロ。勘違いのときめきでした。
20200817ホオジロ1[1].jpg

クマゲラ。この画像ではただときめいただけ。
20200817クマゲラ1[1].jpg


到着はまだでした

去年は8月18日にノビタキを観察していますから、今日は期待して
ふれあいコースから入りました。ふれあいコースを進み沢に下りて
行く手前まで進みます。その沢の手前もノビタキの好きな場所です。

姿が無かったのでそこから戻ります。今度は分岐点から記念塔連絡線
を進みます。広く開けた場所はノビタキの好きな場所ですが、そこに
も姿は有りません。ふれあいばしを渡り記念塔広場に続く階段を登り
ます。

階段を登ったところもノビタキの好きな場所です。記念塔広場の
ベンチで一休み。つなぎトンボが目に付きます。この風景もまた
夏の終わりを告げているようです。

記念塔広場から瑞穂連絡線を通って大沢口に戻る予定でした。予定を
変更して「もう一度草地を回って見よう」ノビタキに未練があったの
です。同じ場所を見て回りましたが、まだ到着していなかったよう
です。

この草地に秋に姿を見せるノビタキの雄は夏羽から冬羽に変わって
おり雄・雌の区別は付き難くなっています。わずかに頭部に夏羽の
なごりがある程度です。夏羽から冬羽に変わる変化を調べてみました。

この雄は8月7日森の周辺の繁殖地にて。まだ完全な夏羽です。
20190807ノビタキak6[1].jpg

同じ場所の8月23日の雄。わずかに頭部に夏羽のなごり。
この時期に急激に変化していました。
20180823ノビタキ02[1].jpg

20180823ノビタキ05[1].jpg

こちらは8月29日のこの草地の雄。ですから、この草地ではほとんど
雄・雌の区別は付きません。
20190829ノビタキ06[1].jpg


今日の森のお仲間との会話から

2012年の8月13日にはこの森にノビタキがやって来ていました
からね。ノビタキ一番乗りを目指して、ふれあいコースに入りました
すると先日のご夫婦とまた会いました。

私の顔を見るなり「ノビタキ居ましたよ」私は「えッ、どこに居ま
したか」私は正直、「さっき居ましたよ」そんな言葉を聞くのが
怖かったのです。

その次の瞬間「昨日、石狩で」の言葉に正直ほッとしました。早く
ノビタキが来てくれないかな、と思いながら私の狭量さを暴露して
しまった場面でした。ほッとした顔にもなっていたのでしょうね。

9時頃、大沢口に戻ってくると、植物を観察している森のお仲間が
居ましたので「昨日、中央線を歩いたら景色が変わっていました」
と、オオハンゴンソウの話をしました。

するとそのお仲間が、「去年はクマ騒動、今年はコロナ騒動でオオ
ハンゴンソウの駆除作業が出来ませんでしたからね」毎年沢山の
ボランティアが駆除作業をしていて、根が強くて大変な作業の様
です。

その話を聞いて、元の森に戻すために沢山のボランティアが汗を
流して駆除作業をしているのに、私はただ「景色が変わっていた」
そんな話で終わらせていた訳ですからね。ここに改めて駆除作業の
大変さをお伝えいたします。

明日と明後日は、森は休みます。

草地に居たのはホオジロだけ。
20200813ホオジロ1[1].jpg

20200813ホオジロ2[1].jpg

2012年8月13日のノビタキ。アワダチソウも咲き出していました。
20120813ノビタキ3[1].jpg



中央線を歩きました

昨日、森のお仲間から石狩の繁殖地にはまだノビタキが居たとの
情報から、今日はふれあいコースは諦めて中央線を歩きました。
今日も暑くなるので遠くまで歩くのは止めたというだけの理由です。

中央線の景色が随分変わってしまいました。道の両側はオオハンゴン
ソウの黄色い花で埋め尽くされていました。以前から比べると随分と
増えてしまっています。

この植物は「特定外来生物」に指定されていて、この森には必要と
しないため、駆除作業も行われていましたが、駆除が追い付いて
居ないようです。

道の明るい場所には、ヒョウモンチョウが飛び回っていました。以前
ヒョウモンチョウはさっぱり見かけないと記事にも載せていましたが
そんな心配はなさそうです。

やはりノビタキの事が気になってもう一度過去の画像を調べたら
2012年は8月13日に姿を見せていました。13日というと明日です
からね。またふれあいコースを歩いて見ますか。

アオジ。
20200812アオジ3[1].jpg

20200812アオジ5[1].jpg

ヒョウモンチョウも似通っているので、名前の特定は難しい。
20200812オオウラギンスジヒョウモン3[1].jpg

20200812ミドリヒョウモン1[1].jpg

オオハンゴンソウ。
20200812オオハンゴンソウ1[1].jpg

私のノビタキ情報も当てになりません

今日は、札幌も32度になるとの予報です。本州に比べればまだ良い
方ですが、我が家には人工的に室温を下げる装置は有りません。窓を
開けての自然通風だけが頼りです。

暑くなる前に森を歩こうと、7時前には草地にこだわっている私には
当たり前のようにふれあいコースに入りました。すると前方から森の
お仲間でカメラを持ったご夫婦がやって来ました。

そのご夫婦は、ふれあいコースを歩いて来たので「もう1週間もする
とノビタキが姿を見せ始めますよ。でも私はもしかするともう到着
しているかも知れない、とこれからノビタキを探しに行って来ます」

そのもう到着しているかも知れないという訳の石狩のはまなすの丘
公園に1週間前に行って、草原の夏鳥は全く居なかった、その話を
始めました。すると「え~~ッ」という意外な反応でした。

話しを聞くと、そのご夫婦は3日前にそのはまなすの丘公園に行って
きたばかりでした。しかも、ノビタキもノゴマも草原の夏鳥がわんさ
か居たとの事でした。私が1週間前に見た景色とは正反対です。

繁殖地にまだノビタキたちは滞在していたのです。私はそのご夫婦に
「じゃ、私はこれからどんな気持ちでふれあいコースを歩いたら
良いんですか」と怒ったふりをして歩き始めました。

ミヤマカケス。メジロが来るエゾニワトコだったのに。
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アリスイ。
20200811アリスイ1[1].jpg

モズ。食べているのはトンボ。今は食べ放題です。
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ミドリヒョウモンでしょうか。
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20200811ミドリヒョウモン2[1].jpg



サビタの花

花の名前も、ブログで使う事が無くなると、どんどん忘れてしまい
ます。7月に入って低木に白い装飾花を付けた花が森のあっちこっち
で見られます。その花の名前も思い出せませんでした。

先日、植物に詳しい森のお仲間に出会ったので「今白い装飾花を付け
た花、何でしたか」すると直ぐに「イワガラミかノリウツギかツル
アジサイですね」知りたかったのはノリウツギでした。

それを言うと「サビタとも言うんですよ」。確かにサビタと言ったなと
そっちも思い出しました。後になって「サビタ」は悲恋の花に例え
られた、そんな名前の響きもうっすらと思い出していました。

原田康子のデビュー作「サビタの記憶」にも登場したり、アイヌの
伝説にも登場します。あるアイヌの若者が美しい娘に恋をしました。
恋心を打ち明けられた娘は「このサビタの花が散る時がきたら…」と

返事をしたそうです。若者は燃える思いで花が散るのを待ちました。
しかし、花は枯れ果てても散る事は無くいつまでも残ったままだった
のです。そしてその恋は実る事は有りませんでした。

ノリウツギは樹皮からネリ(ノリ)を採取する事が由来して名前が
付いています。和紙を作るときの接着剤の役割を果たします。片方
サビタの方は、接着剤では無く結ばれぬ恋ですからね。

あえてサビタの花とします。7月23日に撮った画像。
20200723ノリウツギ1[1].jpg

冬になっても散る事は有りません。美しいアイヌの娘もこれを
知っていたとすると、ちょっと残酷ですね。2月の画像。
20100209ノリウツギ1[1].jpg

ツルアジサイも同じです。3月の画像。
20100303ツルアジサイ1[1].jpg

イワガラミも同じです。3月の画像。
20100307イワガラミ1[1].jpg

森のお仲間の展示会は始まっています。
20200810展示会[1].jpg


回りくどい説明でした

今日も、記念塔連絡線からふれあいばしを通ってふれあいコースへと
草地を一回りしました。ノビタキがこの森に到着するまでにはまだ
10日は有ると言っていながら、言っている事と行動が違います。

その行動には訳があったのです。夏休みに「飲み鉄」を予定したのに
中止となってしまいました。その日が空いたので、ウォーキングを
兼ねて石狩灯台の有るはまなすの丘公園の木道を歩く事にしました。

一応カメラも持参して。この辺りは草原の鳥たちの繁殖地にもなって
います。以前にもノビタキ、ノゴマ、ホオアカを観察しています。
その様子も見たいと思っていました。

ところが木道をどこまでも歩いても、草原の鳥たちの姿は全く有り
ません。観察したのはカワラヒワだけ。ノビタキもノゴマもホオアカ
も幼鳥を連れてすでに繁殖地を去っていたようです。

去ったといっても南へ帰るのにはまだ間が有ります。どこかの草原に
移動しているはずです。そのどこかのひとつがこの森では無いかと
考えた結果、少し早かったのですが、草地を回り始めたという次第
でした。

草地に居たのはモズだけ。
20200809モズ1[1].jpg

オオヒカゲ。
20200809オオヒカゲ1[1].jpg

カラスシジミ。ヒヨドリバナに寄ってきます。
20200809カラスシジミ1[1].jpg

モンシロチョウとも違うようですが。
20200809シロチョウ1[1].jpg

今日からまた森の情報をお届けします

1週間夏休みを頂きました。人込みを避けながらの夏休みでしたが
ここも人込みを避けた場所でした。JR根室本線の幾寅駅です。
「乗り鉄」にとってはたまらない駅では無いでしょうか。

この駅は、「鉄道員(ぽっぽや)」の舞台となり駅名を「幌舞」と
して高倉健が演じる定年間近の駅長の物語です。今もセットが
残っていて、暫く映画の中に入り込んでいました。

久しぶりに今日から森に入りました。ノビタキがやって来るのには
まだ10日程有るはずなのに、気になって草地から入りました。アワ
ダチソウも黄色い花を付け始めていました。

ナナカマドの葉も色づき始めて、秋の近づきを感じる景色に変わって
いました。秋の舞台が出来つつ有り、後はノビタキが登場するばかり
となっていましたが、流石に今日の登場は有りませんでした。

幌舞駅のホームに立ちました。レールは錆びて線路には草が。廃線に
なってはいないはずなのに、と思って調べて見たら、2016年から台風
の影響で東鹿越駅~新得駅間はバス代行輸送でした。この間は
「乗り鉄」は出来ません。

草地に居たのはウグイスの幼鳥だけ。
20200808ウグイス2[1].jpg

20200808ウグイス3[1].jpg

後10日もすると草地もこんな景色になるはずです。
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20140912ノビタキ10[2].jpg

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幌舞駅をホーム側から。
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