親も厳しい決断を下したか

今日も子供達が居ない事を確認に森に入りました。子供達の好きな場所を
覗きました。もし居たらどうしようと言う少し怖さも有ります。行きも
帰りも2回覗きましたが姿は有りませんでした。

この場所は今まで体験した事の無いほど頻繁にクマゲラを確認しています。
息子と娘二人で居た事も有りますし、父と娘の組み合わせや母と息子の
組み合わせや父と息子の組み合わせも有りました。

少し離れた場所では、母と息子と娘という組み合わせも有りました。
親が子供達の事を心配して近くで見守る場面を何度も見ています。
その場面も3月7日に父と娘が一緒に居たのが最後でした。

その親の心配もやがて子供達を独り立ちさせるため厳しい決断をする事に
なるのです。その決断をすでに下したのか子供の姿も親の姿も無く呼び
鳴きもコツコツも聞こえませんでした。

でもこれからは皮を剥ぐコツコツは聞こえなくなります。雪が解け始める
と木の根が顔を出します。その木の根に潜む幼虫を採取するようになるの
です。これからは音を頼りにクマゲラを探すのは難しくなりますね。

クマゲラも雪が消えると地面でのエサの採取に変わります。過去の画像。
3月27日。
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3月29日。
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3月31日。
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4月4日。
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今日の画像から。
去年の秋に隠したクルミの実。綺麗に皮は無くなっています。
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調査も最終段階です

毎日、森を歩き始める時に必ず思う事が有ります。「今日もまた森を
歩ける」体が元気だからこそ活動出来る感謝にも似た気持ちになるのです。
そんな事を思いそんな気持ちになって今日も歩き始めました。

クマゲラを追いかけるのも3月末までもう1週間です。と言っても追い
かけるのではなく「親は繁殖直前になると子供を追い出す」それが事実
なのかを確認するのが最後の調査のテーマです。

親の今は繁殖直前と見て良いでしよう。ですからすでに子供たちは追い
出された事を確認するという事になります。子供達の姿を無い事を確認
するために森に入っていますので、気合は入りませんね。

子供たちの好きな場所を覗きました。果たして子供たちの姿は有りません
でした。息子の方は最後に姿を確認したのが今月の17日です。それより
以前は、12日、11日、9日、8日と頻繁に姿を見せていました。

一方、娘のは12日が最後でそれより以前は、9日、8日、7日とこちら
も頻繁に姿を見せていました。息子は今日で6日間、娘は11日間姿を
見せて居ない事になります。結論を出すのはもう少し先にしますか。

子供たちの好きな場所に居たのはエゾリスだけ。
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耳の毛が長いのは冬毛なのでもう少しで短くなります。
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森の中は春の舞台

森を歩き始めると、森の遠くからキジバトの鳴き声が聞こえていました。
上空にはオオハクチョウの隊列です。春を知らせる舞台もどんどんと
増えて来ます。

シマエナガにも遭えました。つがいになっているのでしよう。2羽だけ
の姿しか見えません。シマエナガは繁殖期を終えて子育てが終わると
つがいを解消してグループでの生活になります。

そのグループ交際も3月に入ると二人だけの交際が始まり、つがいと
なって二人だけの縄張りを作るのです。今日はそんな場面だったので
しよう。間もなく二人で協力して巣作りが始まります。

別の場所では、オオアカゲラが巣作りの真っ最中でした。オオアカゲラ
だけでは有りません。クマゲラもこの時期は巣作りを始めます。新しく
新居を作る場合も有りますし、去年の巣穴を改修する場合も有ります。

森の奥で巣作りの最中だったのか、今日は夫婦の姿は有りませんでした。
追い出されたのか子供達の姿も有りませんでした。

シマエナガ。
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オオアカゲラ。穴を掘って虫を捕っていると思ったら、どうも巣穴の
ようでした。
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気持ちが良いだけの森でした

3月21日 雨で森は休みました。

昨日のクマゲラの夫婦の絆を深め合う様子を見ても、繁殖の瞬間を
迎えるのもそう遠くないと思います。次の新しい命が誕生する訳です
から今の子供達は邪魔になると考えるのが自然でしよう。

その邪魔になった娘や息子を追い出したのだろうか。それを証明する
のは難しいです。画像に残せませんからね。娘を最後に撮ったのは
3月12日。息子は3月17日です。

今日も娘や息子が居なくなったのを確認に森を歩きました。クマゲラに
遭えるのを期待しながら楽しみに森に入るのは判りますが、居なくなった
のを確認に森を歩く訳ですからテンションは上がりませんよね。

それでも青空が広がった気持ちの良い森です。途中でコーヒータイム
で一休み。綺麗な青空を眩しそうに見上げる仕草はじじぃには似合いま
せんね。歩いた結果は娘にも息子にも遭えませんでした。

クマゲラ調査も残すところ後10日です。このまま娘や息子の姿を確認
出来なければ「やっぱり追い出されたか」と証明は出来ないまでも想定は
出来そうです。

後2週間で森の中も夏鳥で賑わい出します。
モズ。2015年4月4日
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ホオジロ。2019年4月4日。
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ベニマシコ。2016年4月5日。
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ノビタキ。2018年4月5日。
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オシドリ。2015年4月6日。
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マガモ。2015年4月6日。
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クマゲラの「子別れ」

今日の北海道新聞の朝刊に鶴居の自然ガイドの安藤誠さんが『タンチョウ
の「子別れ」』として寄稿されていました。内容は、3月はタンチョウの
「子別れ」のシーズン。

それと、ひと組のタンチョウのつがいはひなを毅然とした態度で追い払う
とも書かれていて私が調べた内容と同じでした。追い払った後のつがいは
また新たな命を授かる事になるのです。

それと同じ営みをクマゲラもしているのではないかと考えたのが今回の
調査でした。そして今日も調査に出かけました。すると呼び鳴きが2ヶ所
から聞こえて来ました。近くに2羽がいるという事です。

現れたのは夫婦でした。最後は接近状態で絆を確かめ合っていました。
絆を確かめ合う場面を今日で3回目です。1回目は2月6日。2回目は
3月1日。そして3回目は今日です。

この3回の絆を確かめ合う場所が半径300mの範囲で行われていました。
一つの縄張りは2km前後の広さを持っていますから、絆を確かめ合う
場所は二人の好きないつも同じ場所なのでしようか。

今の調査は今日の記事では有りませんが「子別れ」の確認ですから目の前
の夫婦を置いて子供達の好きな場所を覗きに行きましたが、子供達の姿は
有りませんでした。

クマゲラ。母親。父親を盛んに呼んでいました。
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母親の目印の肩の茶色の丸い斑がくっきり。
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母親が居た場所に父親が飛んできました。茶髪では無いです。
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この後、近くの母親の元に飛びました。
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父親が母親に話し掛けているようです。
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母親は、はにかんで下を向いてしまいました。
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その木の上に二人で移動。
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気になるふれあいコースに入りましたが、ホオジロのさえずりはまだ
聞こえませんでした。
今日のふれあいコース雪解けの進み具合は去年とほぼ同じ。
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去年の3月19日のふれあいコース。
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春間近

3月18日 森に入りましたが、ブログは休みました。

我が家の庭の雪も消えて、福寿草やスノードロップの芽が顔を出し始め
ました。森の中の道端の水たまりも氷が解けて水芭蕉の芽が姿を現し
始めました。庭からも森の中の道端からも春を知らせてくれています。

道の雪も緩み始めました。歩くスキーも例外では有りません。スキーが
少し沈むようになって段々と歩きにくくなってきました。クマゲラ調査で
大活躍した歩くスキーもそろそろ限界を迎えます。

最後の締めくくりの調査に出かけました。子供達の親離れが完了したのか
その確認です。肩透かしです。茶髪の息子が飛び回っていたのです。
トータル1時間ほど観察しました。

呼び鳴きを何度も発しているのに、最後まで娘の姿は有りませんでした。
親も何処に行ったのか姿は有りませんでした。スキーの限界まで調査は
続きます。

クマゲラ。茶髪の息子。
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エゾリス。
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水芭蕉の芽。
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子供たちの姿は無し

丹頂鶴は繁殖直前になるとそれまで親子一緒にいた生活を一転させて
親の縄張りから追い出します。クマゲラも3月12までは一つの縄張り
の中で親子4人が生活していました。

丹頂鶴と同じくクマゲラの親はいつ子供たちを追い出すのだろう、調査は
その一点となりました。昨日は子供たちが好きな場所をまず覗きました。
子供たちの姿は有りません。

そこで今度は親の居そうな場所に行きましたが、親の姿も有りません。
最後はまた子供たちの場所を覗きましたが姿は有りませんでした。そして
今日も同じコースを回りました。

子供たちの姿は何処にも居ませんでした。2日間の観察ではまだ親が
追い出したかどうかは判断出来ませんが、親の姿も見えませんでした。
「子供達も追い出したし、森の奥で繁殖準備に入るか」

親はそんなつぶやきをしているのか、もう少し調査を続けて見ますか。

エゾクロテン。13年間森に入っていますが、初めての対面でした。
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姿が見えなくなったと思ったらネズミをくわえていました。
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見えないところで食べ終わったのでしょう。食べ終わったら何処かに
姿を見せるはず、と待っていたら沢を登って行く姿が有りました。
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