耳が頼り

ノビタキの事が気になって、原っぱを回っていますがそれだけでは
ウォーキングに必要な距離に達しません。それで必ず林間も回る
事にしています。

この時期林間は寂しい事は判っていますが、健康維持のためと思って
林間で距離を伸ばしています。今日も林間を歩いていたら、前方の
遠い所からクマゲラの飛び鳴きが聞こえました。

方向的にはこっちに向かって飛んでいるようですが近くでは有りま
せん。飛び鳴きが終わったのは300mほど歩いたところかな、とだい
たい見当をつけて進んで行きました。

すると予想とぴったりで300mほど進んだところでクマゲラの姿が
有りました。今シーズンも1月からクマゲラの調査を予定しており
ます。その調査は鳴き声や木の中を採取する音だけが頼りです。

耳を集中して、音がする方向と音までの距離を測ります。今日は
予行演習でしたが、まあまあの結果が出ましたので耳はまだ健在で
クマゲラ調査も進みそうです。

クマゲラ。雌。
20200930クマゲラ05[1].jpg

20200930クマゲラ06[1].jpg

20200930クマゲラ07[1].jpg

20200930クマゲラ08[1].jpg

ナナカマドの実を狙ったようです。
20200930クマゲラ09[1].jpg

口にはナナカマドの実が。しかしまだ熟していないと感じた
のでしょう。直ぐに飛び立ってしまいました。
20200930クマゲラ10[1].jpg

原っぱではノビタキ。
20200930ノビタキ2[1].jpg

20200930ノビタキ1[1].jpg

クモのようですが名前が判りません。教えてもらえませんか。
20200930クモ4[1].jpg

20200930クモ1[1].jpg

そろそろマミチャジナイに注目

ふれあいコースから入りました。ふれあいコースを入って間もなく
キタコブシがあり、ちょうど実が破裂して種が見えるようになって
いました。この種も野鳥の好む食べ物です。

このふれあいコースのキタコブシの種を狙って、2012年10月7日
にマミチャシナイを観察していました。マミチャジナイは旅鳥です。
シベリアやカムチャッカで繁殖して、秋には北海道を経由して東南
アジアまで渡って行きます。

マミチャジナイの画像を調べると、秋に最初に観察したのがこの
10月7日でした。それから10月の中旬から下旬にかけてこの森で
観察しています。

一番遅い観察は11月3日でした。後1週間もすると姿を見せ始める
かも知れません。キタコブシの木には注目です。もうひとつ注目する
木が有ります。それはハリギリです。

枯れ葉とアカゲラ。来年の新芽もすでに伸びていました。
20200929アカゲラ3[1].jpg

20200929アカゲラ2[1].jpg

ノビタキ。最盛期には20羽いた原っぱも今日は6羽でした。
20200929ノビタキ2[1].jpg

20200929ノビタキ3[1].jpg

20200929ノビタキ5[1].jpg

20200929ノビタキ6[1].jpg

2012年10月7日のマミチャジナイ。
20121007マミチャジナイ06[1].jpg

20121007マミチャジナイ09[1].jpg

マミチャジナイはハリギリの実も好きです。
20181030マミチャジナイ5[1].jpg

キタコブシはクマゲラも好物。
20171026クマゲラ6[1].jpg

ふれあいコースのキタコブシ。
20200929キタコブシ1[1].jpg

ノビタキに魅せられて

最近のブログはノビタキばかりで恐縮です。他の野鳥が少ないという
理由も有りますが、ノビタキに魅せられていると言うのも理由のひと
つです。名前がピッタリ何ですよね。

図鑑で名前の由来は「草原や農耕地など、野で見られるヒタキなので」
となっています。写真を撮っていても林間の鳥の背景は枝と葉っぱと
なりますがノビタキは違いますね。

色んな背景の場所に止まってくれます。背景を楽しませてくれると
同時にその背景にノビタキが引き立つのです。ですから、次は何処に
止まってくれるだろう、とワクワクするのです。

レンズを通して見ても愛おしさを感じてしまうのです。13㎝という
小さい体でインドシナ半島とこの森を毎年往復します。インドシナ
半島は飛行機の上からしか眺めた事は有りませんがどれほど遠い場所
かは感じています。

その小さな体でそこまで自力で飛ぶ訳ですから、目の前の姿に生命力
と愛おしさを感じるのは私だけでしようか。その姿も後10日もすると
インドシナ半島に向けて旅立つのです。

最近撮ったノビタキより。背景を楽しんでいます。
20200901ノビタキ11[1].jpg

20200903ノビタキ09[1].jpg

20200904ノビタキ6[1].jpg

20200917ノビタキ07[1].jpg

20200917ノビタキ15[1].jpg

20200923ノビタキ08[1].jpg

20200924ノビタキ08[1].jpg

20200924ノビタキ13[1].jpg


秋のベニマシコ

先日、大沢口に戻って来ると森のお仲間が「ベニマシコはまだ来ま
せんか」と聞かれたので「まだですよ。近々ブログでその辺りを書き
ますね」とお話をしておりました。

そして今日、森を回りましたが森は静かで話題も無かったので、その
ベニマシコの話題でもしょうか、と思って戻ってきました。交流館の
横を通ると外のベンチの森のお仲間のご夫婦に声を掛けられました。

ふれあいの丘を指さして「あそこにもベニマシコ来ていましたよね」
皆さんもベニマシコの事が気になり出したようです。そのご夫婦に
も「今日のブログでベニマシコの話題をしますから」

そんな事情から、私のベニマシコのデータベースを2010年から
調べて見ました。春の行動はノビタキと同じような行動をします。
4月の早い時期に到着して4月中には繁殖地に向かいます。

ベニマシコの秋を調べて見ると、10年間で最初に観察したのは10月
14日でした。だいたい10月の中旬にはこの森にやって来て10月の
下旬には姿を消してしまいます。せいぜい10日間の滞在です。

2016年は11月10日まで観察していました。この森では主にアワダチ
ソウやヨゴミやヨシの種子を食べます。その種子が食べごろになるの
が10月中旬以降になるのでしょう。観察まで後2週間お待ちください。

10月10日が過ぎたら、アワダチソウやヨゴミやヨシに注目して下さい。
ノビタキのように広い原っぱは必要なく、小さい原っぱでも観察
出来ます。
アワダチソウの種子を食べるベニマシコ。
20171025ベニマシコ10[1].jpg

20141019ベニマシコ08[1].jpg

ヨゴミの種子を食べる。
20181019ベニマシコ05[1].jpg

20191022ベニマシコ07[1].jpg

ヨシの種子を食べる。
20141019ベニマシコ07[1].jpg

20181014ベニマシコ1[1].jpg

野鳥の減少を肌で感じた今日でした

9月26日 用事で森は休みました。

中央線から瑞穂の池に向かいました。瑞穂の池を目的で行った訳では
無くその間の林間の様子を見たかったのです。一応瑞穂の池まで降り
てからまだ瑞穂連絡線を記念塔に向かいました。

トータル歩いた林間の距離は約3.5kmでした。その間、野鳥の姿は
一度も観察出来ませんでした。「ギャーギャー」のミヤマカケスの
鳴き声が2度。クマゲラの「クォンクォン」だけです。

森のお仲間全員が「野鳥は少なくなったよね」全員が感じている印象
です。野鳥の調査報告でも減少の報告だけです。この森の留鳥も夏鳥
も確実に減少しているのでしょう。今日の3.5kmがそれを物語って
いました。

私の今月9月のブログもほとんどがノビタキです。10年前の2010年
の9月の画像を調べて見ました。ウグイス、メジロ、シマエナガ
ノゴマと色々な野鳥を観察していました。

ウグイス、メジロ、シマエナガ、ノゴマは今でも観察は可能ですが
個体数が少なくなって、観察する機会が減ってしまったと言えるの
ではないでしょうか。

10年前の9月の画像です。
ウグイス。
20100908ウグイス2[2].jpg

メジロ。
20100922メジロ4[1].jpg

シマエナガ。
20100927シマエナガ5[1].jpg

ノゴマ。
20100930ノゴマ03[1].jpg

今日のノビタキ。
20200925ノビタキ1[1].jpg

20200925ノビタキ3[1].jpg

20200925ノビタキ4[1].jpg

朝食のトンボで悪戦苦闘。
20200925ノビタキ5[1].jpg

20200925ノビタキ6[1].jpg


ノビタキの追加調査

昨日の原っぱに今日も8時半に行ってみました。ススキが揺れて
居ないと見ていると、高い木から5~6羽のノビタキが地面に降りて
きました。私に時間を合わせてくれたようです。

近づく事も出来ず10分ほど様子を見ていると、全員姿が見えなく
なってしまいました。15分ほど様子を見ていましたが、戻って
来ませんでした。まだ朝食も食べきっていないと思うのに。

諦めて大沢口に戻りました。原っぱのノビタキの行動が気になって
いました。昼食後また原っぱに行ってみようか、となったのです。
私の考えでは、朝食は午前中で終わり午後から活動はしないだろう
と思っていました。

原っぱに着くと、その考えが間違っていた事に、目の前の光景で
直ぐに気が付きました。ノビタキがやはり5~6羽飛び回って
いたのです。しかし、午前中の光景とは少し違っていました。

確かに、トンボを捕っている姿もありましたが、全体としてのんびり
しているのです。1本の木に5~6羽が止まっていて、5分もその
ままの状態でいたり、草の枝に暫く止まったままでいたり。

トンボを追い掛け回すような姿はあまり無いのです。お腹も一杯に
なっているし、休むのには少し早すぎるし、原っぱでのんびりして
いるか。11時半から12時半までの観察でした。

ノビタキ。11時半から12時半までの様子。
20200924ノビタキ13[1].jpg

20200924ノビタキ12[1].jpg

20200924ノビタキ11[1].jpg

20200924ノビタキ10[1].jpg

20200924ノビタキ08[1].jpg

20200924ノビタキ06[1].jpg

トンボを飲み込んだ直後でした。
20200924ノビタキ04[1].jpg

20200924ノビタキ03[1].jpg

20200924ノビタキ02[1].jpg


ノビタキの行動実験

ノビタキで賑わいに外れる事の無い原っぱに着きましたが、ノビタキ
の姿は有りません。時計を見ると7時40分でした。トンボも飛んで
居ません。

夏鳥は、朝は早くから行動をします。それはあくまでも朝食の為の
行動なのです。ただ、意味なく飛び回ると言う事はしないではず
です。野鳥の行動には必ず意味が有ると言います。

段々と朝の気温は低くなってきていますから、トンボが飛び回る気温
ではないのでしょう。ノビタキはこの時期トンボを朝食としますから
トンボが飛んでいないと行動する意味がないのです。

原っぱを離れて林間に入りました。そして再びその原っぱ行って
見ました。8時30分でした。遠くのススキが揺れるのが見えました。
ノビタキが飛び回っていたのです。

同時にトンボも飛び回っていました。気温が上がってトンボが飛び
始める。それを狙ってノビタキも飛び始める。行動実験を絵に描いた
ように分かり易い実験結果でした。

コサメビタキ。今年は観察機会があまりありません。今月中には
東南アジアに旅立ちます。
20200923コサメビタキ2[1].jpg

20200923コサメビタキ4[1].jpg

ノビタキ。雄です。夏羽のなごりが有ります。
20200923ノビタキ03[1].jpg

別の雄の個体です。
20200923ノビタキ06[1].jpg

20200923ノビタキ07[1].jpg

20200923ノビタキ08[1].jpg

やはり朝食はトンボです。
20200923ノビタキ04[1].jpg

集団行動です。
20200923ノビタキ10[1].jpg

アワダチソウの原っぱにも。
20200923ノビタキ11[1].jpg

20200923ノビタキ12[1].jpg