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森の日記帳
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森(野幌森林公園)の中をカメラを担いで散策しています。
森での鳥、小動物、野花、風景との出会いをご紹介します
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ヤマゲラはクマゲラの先兵隊

2019/02/18 14:28
クマゲラの雄しか観察していなかったエリアで15日は雌も観察
出来て夫婦の健在を確認出来てほっとしているところですが、その
現場にもう一度行ってみる事にしました。

その現場には私が休んだ土・日に出来た食痕もあり、好きな場所の
ひとつなのかも知れません。居たのはオオアカゲラとヤマゲラだけ
でした。この二人は同じような大きさのキツツキですが行動は
全くちがいます。

オオアカゲラは一生懸命木を掘って幼虫を見つけようとしているの
に対して、ヤマゲラは木に出来た穴の中を覗いてアリや虫を探して
いるようです。

ヤマゲラは他のキツツキの仲間よりくちばしが弱いため木を突っつ
いて虫を獲る行動はせず主に舌を伸ばして木の割れ目や、他の
キツツキが掘った穴の中を物色しておこぼれを頂戴するのです。

クマゲラが掘った大きな穴もヤマゲラにとっては、おこぼれを頂戴
するチャンスでもあるのです。その為にクマゲラがその穴から去っ
て行くのを近くで待っている時も有ります。

ヤマゲラの姿を見たら近くにはクマゲラがいる可能性も有るという
事なのです。

オオアカゲラ。一生懸命木に穴を開けていました。ヤオマゲラのこの
ような姿は見た事はありません。
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一方ヤマゲラは木に自然に出来た穴の中を物色中でした。
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ヤマゲラの過去の画像を確認しても、木を掘る場面は無し。
こちらはクマゲラが去った後、おこぼれを頂戴に穴を物色している所。
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他のキツツキが開けた穴も物色。決して自ら穴を開ける事はしません
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木に出来た自然の割れ目も物色場所になります。
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執念が実った今日の出来事

2019/02/15 15:08
クマゲラは1965年に国の天然記念物に指定され、絶滅危惧U類
に分類される希少種です。そんなに稀少な鳥なら、とクマゲラを
追いかけるようになりました。

10年以上前ではせいぜい年に2回遭えるかどうかという正に貴重
種でした。それが2010年には1月から3月までに19回観察
出来るまでになり、この森の個体数が増えたと見て良いでしょう。

そして、4年前頃から生息数を調べられないかと思い始めたのです。
長年クマゲラの研究をされた有澤浩氏の著書「クマゲラの森から」
を読みその中に「クマゲラは1年中同じ縄張りの中で過ごす」

「その縄張りは夫婦で構成され、夫婦は一生寄り添う」そういう
主旨の事が書かれていました。これなら自分1人でも生息数調査
が出来るかも知れないと思ったのです。

だから縄張りの数にこだわったのはこの為だったのです。そして
今日も雄しか確認出来ていなかったエリアに向いました。そこに
居たのは黒髪の女子でした。この縄張りも夫婦健在だったのです

3つの縄張りで夫婦を確認出来た事になります。倒木による犠牲
の心配も徐々に消えていきました。心置きなく土・日は森を休め
そうです。

クマゲラ。雌。こちらは茶髪ではなく黒髪の女子でした。
遠くで呼び鳴きをしていました。雄かと思ったら呼び鳴きをして
いたのは雌でした。
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すると私の方に飛んできました。そして盛んに呼んでいます。
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このスタイルはまた飛ぶようです。
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そしてまた私に向ってきました。
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止まったのは私からわずか5mの木でした。近くに来て頭を下げて
くれたのも毎日の私の調査をねぎらってくれたのでしょう。
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はっきりさせないと気が済まない性分です

2019/02/14 14:43
今朝の大沢口は大雪の中でした。森のお仲間たちも雪を見て「今日
は止めようか」そんな相談をしていましたが、私はスキーを付けて
歩き出しました。

50m先までしか視界が効かない正にホワイトアウト状態です。
まぁ、クマゲラ調査の使命感だけで歩いているようなものです。
結局期待の女子には会えず戻ってきました。

昨日「カミキリムシはシラカバやヤナギに好んで寄生します」と
書きました。しかし何故かカミキリムシの好きなクマゲラはシラ
カバには寄り付かないとも書きました。

それを裏付けようと2010年からのクマゲラの画像を調べ直し
ました。すると2014年3月23日に1度だけシラカバで幼虫
を探している姿がありました。

同時にヤナギで幼虫を探している画像も調べてみました。こちら
は随分画像がありました。クマゲラはトドマツやカラマツの他に
ヤナギにも積極的に幼虫アプローチをしているのです。

4分音符が聞こえてもそれがシラカバで有れば99%はオオアカ
ゲラと書きましたが、残り1%はクマゲラの可能性も有りと
いう結果となりました。

シラカバで幼虫を物色しているクマゲラです。クマゲラは営巣木
としてシラカバも選択しますが、幼虫探しでは唯一の画像でした
2014年3月23日。
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ヤナギでの幼虫探しです。
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オオアカゲラ、ちょっとだけ分析

2019/02/13 13:15
最近の大雪にはうんざりしています。今朝も雪が強くなったり弱く
なったりと降り続いていました。「森に入らないとクマゲラ調査も
出来ないからね」と雪の中を歩くスキーで歩き始めました。

4分音符かなと思ってもだいたいはオオアカゲラです。今日も
随分オオアカゲラに騙されました。オオアカゲラは8分音符が
入るという違いは有りますが、もっと基本的な違いがあります。

虫を採取するために好む木の違いです。クマゲラはトドマツやカラ
マツを好みますが、オオアカゲラの好む木はシラカバです。シラ
カバから4分音符が聞こえきても99%はオオアカゲラです。

何故シラカバを好むかと言うと、その前にカミキリムシはシラカバ
やヤナギに好んで寄生します。つまりオオアカゲラが好物のカミキ
リムシの幼虫はシラカバにわんさか居るという事です。

一見問題が整理されたようですが、大きな疑問も出てくるのです
クマゲラもカミキリムシの幼虫は大好物ですがクマゲラがシラカバ
に寄って幼虫を捕食する姿は見た事がありません。

くちばしの強さが勝るクマゲラがオオアカゲラのために食べやすい
シラカバには手を出さないというクマゲラの気遣いと言えば
持ち上げ過ぎでしょうか。

オオアカゲラ。今年に入ってからの画像でもシラカバでの幼虫
採取が目立ちます。
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今日の画像から。
オオアカゲラ。シラカバじゃ無かった。
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エゾリス。
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茶髪の女が私を惑わします

2019/02/11 14:06
2月12日 森に入りましたがブログは休みました。

クマゲラの縄張りの数について、基線の北側では4つと報告させて
頂いていますが、今年の3月の末頃そろそろ今年の調査も終ろうと
した時、待てよ縄張りがもう1つ有って5つではないだろうか

そう思えるような出来事がありました。それが今回のクマゲラ調査
の課題にもなっています。その追加の縄張りの有無について12月
にエゾユズリハコースで観察した茶髪の女が絡んでいるのです。

森から戻り大沢口に着いた時、たまたま大沢コースでクマゲラの雌
を撮影した森のお仲間がやってきました。そこでその雌の特徴を
質問すると「背中に白っぽいところが有って羽は茶色」

正に私が遭った茶髪の女と特徴がピッタリでした。私はそのお仲間
に「そこに茶髪の女が居ては困るんですよね」とは言ったものの
同一個体であればそれを受け入れなければなりません。

12月にオシャレな髪色の人とエゾユズリハで会ってしまった事が
私を惑わし続けているのです。

ヤマゲラ。今日も「黒髪の素敵な人」に会いに行きましたが空振り
でした。
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今日も女子を探しに

2019/02/10 14:10
昨日、雄の生存を確認した場所に向いました。頻繁に呼び鳴きを
していた事と、求愛給餌の時期でもあり、一緒に行動する時期でも
あるので、雌の姿を確認するためでした。

すると、昨日と同じ場所辺りから「コツコツ」が聞こえてきました。
雄がその木を雌にプレゼントして今聞こえている「コツコツ」は雌
が発する喜びの音ではないかと期待しました。

姿を確認してカメラを覗くと頭は真っ赤の雄でした。黙々と雄は穴
を開けていました。昨日には無かった深い穴になっていました。
呼び鳴きも有りません。これでは雌はやってきません。

このエリアの調査対象は雌です。証拠写真を撮りその場を離れま
した。雌も見当たらず暫らくして雌が居るかも知れないと、また
その現場に行きましたら、雌どころか雄の姿もありませんでした。

「今日の調査は打ち切り」と戻る事に。暫らく歩くとまた「コツ
コツ」が聞こえてきました。今度は雌、期待をしてカメラを向ける
とまた雄です。

別のエリアとの境界線付近でしたが、どうもさっきの雄のようです。
いつになったらクマゲラ女子に遭えるのでしょうか。今日の調査は
進展無しでした。

クマゲラ。雄。期待は女子の方でしたが。
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境界線付近に居たのはこの雄。
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クマゲラ調査中間報告 その1

2019/02/09 15:02
今日はクマゲラ調査が進展しました。去年の調査結果として、基線
より北側では4つの縄張り、基線より南側には1つの縄張り+αが
有りトータルで5つのつがいで10羽+αの個体数が生存と報告
させて頂きました。

今年はまず北側の調査を行っていますが、4つの縄張りの内2つの
縄張りで夫婦が確認されていますが、残り2つの内1つは性別不明
の1羽のみ、もう1つは生存の確認さえ出来ていませんでした。

最近は、性別不明の1羽がいる縄張りの調査をしていましたが
遠くてヘロヘロ状態でしかも成果は有りませんでした。今日は割り
と近い生存が確認されていないエリアを目指しました。

700mほど進むと4分音符が聞こえてきました。クマゲラの雄が
カラマツの皮を剥いでいました。しかし、ここは目指していたエリ
アでは有りません。すでに夫婦が確認されているエリアです。従っ
て今日の調査対象外です。

そこから500mほど進むと、正に「呼び鳴き」が聞こえてきまし
た。今日の調査対象エリアです。雄が鳴いて雌を呼んでいると予想
しました。果たして木の高いところで雌を呼んでいるようでした。

生存が確認されていなかったエリアに雄が存在していました。雄は
近くの木に移りエサの採取を始めましたが、結局雌は現れてくれま
せん。調査の楽しみを後に残してくれた雌の気遣いと理解しました

クマゲラ。こちらは今日最初に観察した雄。すでに夫婦の生存が
確認されていますので今日はパス。
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呼び鳴きしていたのがこの雄。調査エリア内です。
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近くの木に移りエサの採取。食事内容も調査の対象です。
しかし、トドマツでもカラマツでもなく、アリ採取か幼虫採取かも
不明でした。
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上の木と同じようですが、何を狙っているのでしょう。
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こちらはツタウルシの実を食べています。
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