秋の使者カンタン

今日もふれあいコースから入りました。本当に「集結」したのだ
ろうか、そんな確認もありました。先日のふれあいコースでカン
タンを探している森のお仲間に会いました。

「もう1週間くらい探しているのに見つからないんだよね」と
こぼしていました。確かに例年に比べても少ないようですからね。
私もメスを1度だけ観察しましたが、それ以降は見て居ません。

そのお仲間は、鳴き声だけを頼りに探していましたので「鳴くのは
オスだけで、アワダチソウの花に鳴かないメスが居るかもしれま
せんよ」とアドバイスをさせて頂きましたが、見つける事が出来た
でしょうか。

今日は、カンタンの鳴き声があっちこっちから聞こえてきます。
オスも最後の力を振り絞ってメスを呼んでいるのでしょう。その
鳴き声は、夏鳥たちにも届き秋が来たのを知らせているようでした

カンタンは秋の季語にもなっています。身近なところでは旭川市の
市民の虫にカンタンが選ばれていました。
そうそう、草地にはノビタキの姿はありませんでした。

ノビタキ。記念塔から瑞穂の池まで足を延ばしました。
2羽いました。「集結」の仲間には入っていないのでしょう。
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目線の先にはトンボの姿。トンボの命はいかに。
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ノビタキに一喜一憂

この草地にはノビタキの好きな場所は数ヶ所有りますが、昨日は
そこには姿が無く別の場所の一ヶ所で群れていました。その様子を
捉えてノビタキも秋の渡りに備えて、群れを作り結集したと書き
ました。

しかし、秋の渡りは10月中旬です。まだ1ヵ月半あるのに今から
本当に結集するのだろうか、そんな疑問からノビタキの好きな場所
数ヶ所を回ってきました。

ふれあいコースを進みました。アワダチソウの黄色のお花畑が広が
る場所があります。毎年、この場所はノビタキが好きな場所で
「黄色の中のノビタキ」が撮れる場所です。

しかし、今年の秋は1度も姿を見せない場所でした。ところが
今日は、群れで黄色い花の中に居たのです。昨日の群れが少し移動
をしたようです。

本当に他の場所からここに結集したのか調査開始です。記念塔広場
にも居ません。記念塔連絡線にも居ません。最後に交流館の丘を
眺めました。心の中では居ない事を願っていました。「結集」が
崩れてしまうからです。

そしてそこにも居ませんでした。やはりどうやら結集したと見て
良いのかもしれません。という事は「結集」の初日は8月30日
となります。この結集はこのまま10月中旬まで継続するのか
まだ調査は続くのです。

明日は、森は休みます。

ノビタキ。アワダチソウのお花畑に居ました。
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花畑から少し離れた1本だけ有る高いタラノキはノビタキの好き
な場所です。そこに止まりました。
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するともう1羽がやって来て、場所取りの争いが始まりました。
この見晴らしの良い場所は群れのリーダーの止まる場所でその
リーダー争いだったのか、ノビタキの争いは始めて見ました。
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決着が着いたようです。
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ノビタキの冬羽の特徴

ふれあいコースに入ると、森のお仲間から「今日もノビタキですか」
と聞かれたので「アワダチソウの黄色い花の上に来てもらわないと
ね~」と言って歩き出しました。

しかし、いつもの場所には姿はありません。すると別の場所の遠く
に5~6羽の姿が見えました。まるでいつもの場所からここに集合
したかのように見えました。

草地を一回りして戻ってくると別のお仲間とノビタキの話になって
そのお仲間は「夏鳥もそろそろ集まるようになるけど、その中でも
ノビタキは早いんだよね」

今日、集合したかのように見えたノビタキの姿と符号するのです。
「それで雄の姿も有ったのか」と思いましたが、雄と思われた
個体が本当に雄何んだろうか、という疑いは持っていました。

雄の冬羽は雌の色に似てくる、と言いますが雄の冬羽の特徴を示し
た記述がありました。「雄の冬羽は、全体的に濃い茶色、目元と尾
は黒く翼の一部にも黒が入る。首元の一部に白が混じる」

では、昨日の雄と思われた個体の特徴ももう一度整理してみました。

過去の10月5日の雄。特徴通り顔は黒く、首元は白です。
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過去の9月24日の雄。こちらも首元は白です。
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過去の9月24日の雌。首元に白は無し。
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過去の8月24日。顔の黒は残っていて、首元は白でこちらも雄
でしょう。
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そして昨日の雄と思われる画像です。
小さいけど首元に白が確認できますが・・・
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こちらは割りと首元の白の特徴が出ているようですが・・・
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こちらは今日の画像。
アワダチソウの上といっても遠くに5~6羽いたうちの1羽で
これではね~。
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私の森の根本的意図

この森の様子を発信する当ブログですから、この森を隈なく歩いて
その様子をお伝えすべきですが、現実には偏った様子をお伝えして
いるのが現状です。

その偏った、というのが私の中でテーマつまり根本的意図という
ことになっています。最近の冬のテーマはクマゲラの調査という事
でブログもクマゲラばかりと偏ってしまっています。

春のテーマと言えばやはり夏鳥の到来情報です。そして秋のテーマ
と言えば、夏鳥特にノビタキとベニマシコの話題です。最近のブログ
での話題も、もっぱらノビタキに偏っています。

冬のクマゲラもそうですが、秋のノビタキもそうですが、テーマと
して取り上げる事で、段々その生態も見えてきます。今年は8月
18日に姿を見せたノビタキです。

その時の飛来数は少なく「なぜ雌だけなのだろう」そんな疑問も
ありました。すると10日経った昨日から飛来数がぐッと増えだし
て今日は雄らしい姿もありました。

今年の秋の飛来傾向を元に、来年の秋の飛来傾向と比較して分析
するのも当ブログの役割と考えています。偏ったテーマとなります
ことをお許しください。

ノビタキ。1ヶ所目。こちらは雌。
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近くに居たのは雄。
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2ヶ所目。離れた場所にも雄の姿。
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尾が白いのでホオジロの幼鳥と思われます。
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ボランティアガイドを予約

昨日は森を休んだと言っても、午前中の半日「開拓の村」に行って
いました。元会社に関連する会のレクリェーションで10月に実施
される「歩こう会」の下見のためです。

もう1人の役員が、予め見学予定場所をピックアップしていました。
その場所のひとつの「旧青山家魚家住宅」に行くと、ボランティア
ガイドが名古屋から来たという4~5名のグループに説明をして
いる最中でした。

皆さんに了解を頂き当方2名も参加させてい頂きました。青山家の
中を案内して頂きその説明の上手さに「これだッ」と思ったのです
ガイドさんに話を聞くと「ガイドの予約が出来ますよ」

別の場所のガイドさんにも話を聞くと「1時間とか1時間半と時間
を区切ってもらうと、その時間内で希望の場所のガイドもしますよ」
ボランティアガイドの事は知っていましたが、そこまでやって
くれるとは知りませんでした。

一通り回って入り口の旧札幌停車場に戻り受付にガイドの相談を
すると「詳しい者が対応します」と言って、その方と打合せが
始まりました。

当方から見学をしたい場所と、1時間半の希望を出すと「大丈夫
でしょう」と10月の歩こう会」の予約をする事が出来ました。
歩こう会の参加者はほとんど65歳以上ですからね。入場もタダ
ガイドもタダでは申し訳けない。

ノビタキ。1ヶ所目。3~4羽いました。
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2ヶ所目。
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3ケ所目。この森への飛来数は増えてきました。
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ヤマゲラ。
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クワガタ。雌。
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記念塔で思ったこと

記念塔連絡線を通って、記念塔広場まで来た時、小雨が降り出した
ので記念塔の地下休憩場で休んでいました。そこにウォーキングの
年配の男性が声を掛けてきました。

「何撮っているの」私は「鳥ですね~」。するとその男性が「鳥は
少なくなったよね。それとトンボなんか昔は多かったのに今は本当
に少なくなったよ」鳥や昆虫に注目していない人でも、減少を
肌で感じていたのです。

昨日も今日もノビタキを観察していますが、1ヶ所だけです。ノビ
タキの好きな場所は何ヶ所も有るのに、この森への飛来数も減って
いると感じています。

私の中での森の1年は、春1番にはベニマシコやノビタキの到着を
喜び、続いてオオルリやキビタキがやって来ます。7月になると
今度はチョウや幼鳥が舞い始めます。

秋が始まると、繁殖地から夏鳥が戻り、やがて秋の深まりと共に
ノビタキを見送り、次にはベニマシコを見送ります。最後に
見送るのは、雪が降り始める頃のルリビタキです。

その頃からクマゲラが姿を見せ始め、ベニヒワやイスカといった
冬鳥たちも北からやってきます。厳寒の冬、たくましい生きている
クマゲラの姿に感動します。

そんな1年の過ごし方が出来ていたのに、生き物の減少が加速して
いる今、私のこの森の過ごし方、いつまで出来るのでしょうか。

明日は、森は休みます。

ノビタキ。
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アケボノソウ。
白い花冠に斑点があることから、白々と明けてゆく空に夜明けの
星座が輝く様子に見立ててアケボノソウ(曙草)
花言葉は「前向き」
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上から撮ると。
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記念塔連絡線

今朝、出掛ける前に雨雲レーダーを確認。森の上空を小さな雨雲が
いくつか通過するようでしたが、小さい雨雲だしどこかで雨宿りを
すれば良いという事で、そのまま森に入る事にしました。

記念塔連絡線をしばらく歩くと広い原っぱに出ます。そこはノビタ
キの好きな場所でしたが、ここでは今年は観察していません。今年
そこで姿を見せるのは、去年まで姿を見せなかったモズでした。

ノビタキとモズの生活環境はほぼ同じですが、モズは「低木が少し
有ってもいいかな」と微妙な違いがありそうです。草地の森林化に
ついては当ブログでも何度も取り上げています。

モズがやってきたこの原っぱも木が成長して、モズの好きな環境に
ピッタリとなったようです。ノビタキの姿が無いのはそういう意味
だったのか、とその原っぱに差し掛かると何とノビタキの姿が
有りました。

ノビタキから見ても木の高さはまだ許容範囲でした。ホットして
歩き出して間も無く、どしゃ降りの雨が降り出しました。カラマツ
林の中で雨宿りをするハメに。雨雲レーダーは正確でした。

小降りなったので、埋蔵文化財センターで暫らく雨宿り。これ以上
進むのは止めようと今来た道を戻りました。帰りはカンタンを
見つけるのに集中。最後の最後で見つけました。

ノビタキ。
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カンタン。最後の最後、ふれあいの丘で見つけました。カンタン
を見つけて感激するとは、やはり昆虫が激減している証でしょうか。
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ツリバナ。実が破裂して種が出始めました。
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