食物連鎖

6月6日 森に入りましたが、ブログは休みました。

しつこいようですが、今日もカッコウの鳴き声だけではなく、姿も
見たいとふれあいコースから入りました。草地のどこからもその
鳴き声は聞こえてきません。

ふれあいの沢に入っても野鳥の鳴き声は聞こえません。と言うより
エゾハルゼミのうるさい鳴き声にかき消されてしまいます。特に
シマエナガのようなか細い鳴き声は私の耳まで届きません。

でも、エゾハルゼミの存在は迷惑なだけではないのです。セミも
食物連鎖の一員を構成しています。その上位にいるのがカマキリは
有名です。同じく上位にいるのが、クマゲラやオオアカゲラです。

クマゲラやオオアカゲラも抱卵を終えて、今頃は無事にヒナに
孵(かえ)った頃と思われます。そのヒナたちの大好物がセミなの
です。正に、セミが成虫になるのを見測るようにヒナの誕生です。

セミの成虫の寿命は3週間と言われています。クマゲラはヒナの
誕生から3、4週間で巣立ちです。「私の命を捧げます」と言わん
ばかりです。食物連鎖に組み込まれた宿命なのです。

ふれあいの沢から瑞穂連絡線に入りました。クマゲラの雄が私の
目の前に現れました。「セミの確保で忙しいんだよ」と言ったか
どうかは聞き取れませんでした。

クマゲラ。
20200605クマゲラ1[1].jpg

20200605クマゲラ2[1].jpg

20200605クマゲラ5[1].jpg

20200605クマゲラ6[1].jpg

20200605クマゲラ7[1].jpg

私にぶつかって来ると思いました。
20200605クマゲラ8[1].jpg

クマゲラの幼鳥。過去の6月24日の画像。巣立っています。
セミの命とピッタリ合っています。
20150624クマゲラ04[1].jpg

カッコウとモズの競演

昨日、毎日森に入っているという森のお仲間からもメールがあり
カッコウの鳴き声を聞いて「私もちょっと首を傾げています」と
今年のカッコウには皆さんも珍しいとおっしゃっています。

私も、昨日の鳴き声が聞こえた記念塔連絡線を歩きました。しかし
全く鳴き声は聞かれませんでした。縄張りが決まったのでしょうか。
しかし、考えたら縄張りを作るというのも不思議な話ですね。

縄張りという事はそこに巣を作り、子育てをする場所です。しかし
カッコウの仲間は、巣も作らないし、まして子育てもしません。
カッコウの場合は、主にモズに「おんぶにだっこ」です。

モズの巣に近づき、モズの親が一瞬巣から離れたスキに巣に入り
込みチャッカリ卵を産み落とすのです。モズも生まれてきたヒナを
見てびっくり仰天と思いますが、カッコウの幼鳥を育て上げるの
です。

モズもこの草地で今年も繁殖をするでしょう。と言う事はカッコウ
もこの草地が好きなはずです。カッコウの「騙しのドラマ」モズの
「お人よしのドラマ」この草地で繰り広げられる事を期待します。

スズメ。森の中にもいました。
20200604スズメ2[1].jpg

ベニシジミ。
20200604ベニシジミ2[1].jpg

20200604ベニシジミ1[1].jpg

コンロンソウとスジグロシロチョウ。
20200604スジグロシロチョウ1[1].jpg

カッコウが気になります

昨日、午後に庭に出て見るとカッコウの鳴き声が聞こえてきました。
我が家に聞こえてくらいですから、場所は草地の方です。「明日は
草地を一回りしてみるか」となったのです。

今日、ふれあいコースからふれあいの沢を通って、埋蔵文化財セン
ターまで来ると「カッコウ」が聞こえてきました。カラマツ林の方
からです。カラマツ林に近づいた時、私の頭上を白い腹を見せて
飛んで行きました。

すると今度は文京台小学校の奥から聞こえてきました。5分くらい
経ったとき鳴き止んでしまいました。諦めて大沢口方面に進むと
今度は右手の奥から聞こえてきました。

転々と場所を変えながら鳴いているその位置は数日前に聞いた場所
と似ています。縄張りを主張しているようです。と言う事はこの
草地で繁殖するようです。

ふれあい交流館の近くまで戻ると、交流館のスタッフに久しぶりに
会いました。カッコウの話をすると「4、5年鳴き声を聞いてません
よね」私の印象と同じで、久々の登場のようです。

生息環境は、平地から開けた林、草原、原野、農耕地等です。この
草地も木が茂り「開けた林」になりつつあります。開けた林に見切
りを付けて去っていく鳥もいれば、開けた林を求めてくる鳥もい
ます。

草地が草地で無くなった事を、カッコウが証明することになるのか
もう少し、カッコウを観察してみますか。

カッコウの鳴き声。

大沢口での会話

朝、大沢口に着いたら、森のお仲間たちがおしゃべりをしていて
そこに加わりました。フクロウは3羽巣立ったとの事、親は安全な
森の奥に誘導したようです。やれやれです。

その後、3人の共通の認識が有りました。「その内に道の近くに来る
よね」でした。当ブログでも紹介していますが、幼鳥のエサ捕りの
教育の為です。運が良ければ幼鳥の成長した愛くるしい姿が見える
はずです。

それから、ふれあいコースに入りました。カッコウの鳴き声は聞こ
えません。自転車の練習で近郊の農道を走っていると、道の横の
防風林の辺りからカッコウの鳴き声を随分聞いていました。

この森からその近郊に移動してしまったか、そう思って森を一回り
してまた大沢口に戻ってくると、また森のお仲間3人と話が始まり
ました。カッコウの話をすると、「今日も聞いたよ」の返答。まだ
滞在していたのです。

それからジュウイチの話になって、エゾノコリンゴの花に集まる虫
を狙ってジュウイチも寄ってくるそうです。そこで私が「でも鳴き
声が判らないんですよね」

すると「ジュウイチと鳴くんですよ」と教えてもらいました。
そのまんまだったのです。「大変勉強になりました」と深々と頭を
下げていました。

キセキレイ。瑞穂の池まで足を延ばしました。雄も雌もエサを
くわえています。邪魔にならないように直ぐに退散。
こちらは雄。
20200602キセキレイ2[1].jpg

20200602キセキレイ3[1].jpg

こちらは雌。
20200602キセキレイ6[1].jpg

20200602キセキレイ4[1].jpg

フクロウ。2005年に愛くるしい幼鳥も撮っていました。
20050724エゾフクロウ[1].jpg

DSC00368編集a[1].jpg

カッコウが鳴いていました

6月1日 森に入りましたが、ブログは休みました。

昨日は最後中央線から大沢口に戻ってきました。駐車場に着くと
大沢コースの入り口付近から「カッコウ」の鳴き声が聞こえて
きました。この森でカッコウとは珍しいです。

しかし、カッコウの鳴き声のところまで行く元気は残っていませ
んでした。歩数計は1万3千歩ですからね。今日はふれあいコー
スから入りました。記念塔連絡線との分岐点まで来た時

記念塔連絡線の方向からまたカッコウの鳴き声です。ふれあい
コースからふれあいの沢に向かう予定が急遽記念塔連絡線を歩き
出しました。この森でカッコウを観察した事はありません。

期待をして進みましたが、聞こえてくる方向は道から随分離れて
行きました。諦めて埋蔵文化財センターの近くに来た時今度は
その建物の奥の方から聞こえてきました。

さっきとは随分方向が違っています。複数の個体がいるのか。
今日ふれあいの沢で会った森のお仲間が「最近、エゾユズリハで
ジュウイチをギリギリ撮れたよ」

この森でツツドリは観察していますが、ジュウイチもカッコウも
観察できていません。同じカッコウ科ですが、生活環境はそれ
ぞれ違いますが、チャンス到来となりますか。

モズ。記念塔連絡線でした。カッコウはモズに托卵すると言われ
ています。今日のカッコウの鳴き声も記念塔連絡線。関連有りか。
20200531モズ1[1].jpg

20200531モズ2[1].jpg

過去のツツドリの画像です。
2011年9月24日。こちらも記念塔連絡線。幼鳥。
20110924ツツドリ3[1].jpg

2017年7月19日。こちらはふれあいの沢。ジュウシチはオオルリ
コルリ、ルリビタキに托卵します。この沢にも出そうですね。幼鳥。
20170719ツツドリ16[1].jpg

2014年7月1日。ふれあい交流館の近く。赤色型。
20140701ツツドリ2[1].jpg

2016年7月16日。ふれあいコースの分岐点。カッコウ科は草地側
は外せないかもしれません。
20160716ツツドリ2[1].jpg



花の人生も色々

ムラサキケマンは以前に森のお仲間から開拓の沢線に生えているの
を教えて頂きましたが、そこはすでに無くなっていましたのでそれ
以降は別の場所で毎年観察しています。

その場所は遠いんですよね。それでも今頃は満開だろうと今日は
覚悟を決めて行くことにしました。エゾユズリハから志文別線を
南下して旧森林の家から基線を西に進み、最後は中央線から
戻って来ました。

途中、ムラサキケマンは期待通り満開でした。この花は越年草です
が独特の生活史を持っています。この植物の種子は6月頃に成熟
するが、これは発芽するのは翌年の春です。

初夏まで成長した後、地上部は枯れ、地下に団子状の塊茎を残す。
これが再び活動するのはその年の秋で、数枚の葉を出して年を
越し、春になると花茎を立てて花をつける。

つまり、結実してから花が咲くまで複雑な2年を過ごすのです。
一方近くにはバイケイソウが花を付けていました。こちらは一生
に1度命を落とす寸前に開花する一果性の多年草です。花にも
それぞれ独特の生活史あり花の人生も色々です。

ムラサキケマン。
20200530ムラサキケマン4[1].jpg

20200530ムラサキケマン5[1].jpg

花の先端は濃い紫色が一般的ですが、こちらの先端は白色です。
やはり、人生色々です。
20200530ムラサキケマン3[1].jpg

バイケイソウ。
20200530バイケイソウ1[1].jpg


気遣いが足りませんでした

今日も、ふれあいの沢から開拓の沢線を通って瑞穂の池に出ました。
いつも同じようなコースを通っていますが、だからと言っていつも
同じ場面が出てくるとこはありません。

毎日、同じコースでも常に場面は違ってくるのです。瑞穂の池には
キセキレイのつがいがエサ取りをしていました。夫婦でエサ取りと
いう事はヒナが誕生しているようです。

雄も雌も口にはエサをくわえていましたから、直ぐにでもヒナの元
へ飛んで行くと思って様子を見ていましたが、一向にヒナの元に
飛んで行きません。

暫く様子を見ていて、やっと気が付きました。私がここに居る事が
余計だったのです。分かり易い例が有ります。オオジシギは深い草
の中に巣を作ります。

親がエサを持ってその巣に行くときは、離れた場所に着地してそこ
から深い草の中を見えないように巣に向かいます。巣の場所が判っ
てしまうので直接巣には向かいません。

キセキレイの場合は、崖のくぼみに巣を作ります。巣は私の近くの
くぼみだったのでしよう。もう少し早く気が付いてあげないと。

キセキレイの雄。
20200529キセキレイ1[1].jpg

キセキレイの雌。
20200529キセキレイ3[1].jpg

ニホンカナヘビでしようか。
20200529ニホンカナヘビ3[1].jpg

20200529ニホンカナヘビ1[1].jpg

マガモの親子。文教通りを横断した直後。2019年5月26日です。
車の走行には気を付けてください。
20190526マガモ2[1].jpg

酪農学園大学の菜の花畑。今日の画像。
20200529菜の花1[1].jpg